あると便利！ 魅力的な共用施設とコンシェルジュのお仕事

タワーマンションには、様々な共用施設があります。マンションによっては、カラオケルームやシアタールーム、ジムなどの施設を使えるんです！ 共用玄関には、待ち合わせに利用できるロビーがあったり、フロントにはコンシェルジュがいるところも。なんだか毎日ホテル暮らしをしているようで、ステータス感を味わえます！

目次▼

❶あると便利！ マンションの共用設備と、特殊な共用施設
❷コンシェルジュとは？ コンシェルジュの仕事
❸コンシェルジュがいるメリット・デメリット

❶あると便利！ マンションの共用設備と、特殊な共用施設

＜あると便利な共用設備＞

• 24時間ゴミ出し可のゴミステーション
• 宅配ボックス
• 防災備蓄庫
• 敷地内公園
• 駐輪場、駐車場

＜入居者が利用できる共用施設＞
高級タワーマンションなどにある、入居者が利用できる共用施設です。

• ライブラリー
• スタディールーム
• ゲストルーム（友人や親戚などが宿泊できる部屋）
• パーティールーム（キッチンがついていたり、大人数でパーティーを楽しめる部屋）
• キッズルーム
• カラオケルーム
• 会議室
• シアタールーム
• フィットネスジム
• サウナや温浴施設

＜そのほか＞
ロビーラウンジ：部屋には人を上げられないとき、ロビーラウンジが活躍します。ちょっとした打ち合わせやお茶ができるスペースです。飲みものを注文できることも。雨や寒い日でも、お客さんを外で待たせなくてすみます。

❷コンシェルジュとは？　コンシェルジュの仕事

＜コンシェルジュとは？＞
もともとフランス語で「案内人」という意味のコンシェルジュ。ホテルの宿泊客の要望に対応する「ホテルコンシェルジュ」や、「マンションコンシェルジュ」という仕事があります。「マンションコンシェルジュ」は主に人材派遣会社や不動産会社で雇用された人が行っていて、研修を受けてから配属されます。入居者がより快適に生活できるように、いろいろな業務を行います。

＜コンシェルジュの業務内容＞

• 来訪客の対応
• 宅配や郵便を出してくれる
• 荷物の一時預かり
• 切手、はがきの販売
• タクシー、ハイヤーの手配
• クリーニングの受け渡し
• 備品の貸し出し
• 共用施設の予約や空き状況を伝える
• 案内や暮らしの相談サポート

＜管理人さんとの違い＞
マンション管理人は、マンションの管理会社で雇用されています。管理組合の規約で決められた業務を行います。主に共用部の清掃や点検などです。

❸コンシェルジュがいるメリット・デメリット

＜コンシェルジュがいるメリット＞

• 常に人の目があるため、防犯の観点からも安心できる
• コンビニや郵便局に行って郵送手続きをする必要がない
• コンシェルジュがいることでステータスになる
• 街のことを聞いたり、生活で困ったことがあれば相談もできる

＜コンシェルジュがいるデメリット＞

• 人件費がかかるため、管理費が高い
• マンション住人全体の意志によりコンシェルジュサービスが廃止になる可能性もある
• 人によっては利用するタイミングがない

＜あとがき＞
タクシーの配車やちょっとした調べごとであれば、自分のスマホでできてしまうので、若い人にとってはコンシェルジュの必要性を感じないかもしれません。ただ小さい子どもがいる世帯や一人暮らしのお年寄りにとってはどうでしょう。マンションコンシェルジュがいると何か困ったことがあったときに助けてもらえるので安心ですよね。

（絵・文／ながれだあかね）

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