お家の「回遊動線」ってなに? メリットとデメリットは?

2026/08/18
料理、洗濯、皿洗い、掃除、ゴミ出し。やらなければいけない家事は、たくさんあります。家事をするために、あっちこっち移動するのは、とっても大変。「家事動線」が考えられたお家だと助かります。たとえば、最近流行りの「回遊動線」はどうでしょう。

❶「回遊動線」ってなに?
家事が楽になるように、家のなかで、ぐるりと回れる設計になっているところはありますか? それはもしかしたら、「回遊動線」かも! 普通は、キッチンの奥が行き止まりだったりして、一方向からしかアクセスできません。もし洗面所やお風呂場に行こうすれば、一度キッチンから出てこないといけません。でも「回遊動線」があるお家では、キッチンの奥にランドリールームやお風呂場、洗面所があったりします。料理のちょっとした合間に、横にあるランドリールームで洗濯物をたたんだり、アイロンをかけたり、同時に作業ができるんです。リビングからも洗面所にアクセスできるので、お客さんも使い勝手がいいですよね。
<変わった回遊動線>
キッチンや水回りを中心にした回遊動線は、よく知られています。他にもこんな回遊動線のお家があるようです。たとえば、中庭が中心の回遊動線。外側は住宅が密接していて窓が少ないお家でも、中庭があると日当たり・開放感のあるお家になります。中庭を中心に周りを生活空間にすることで、どの部屋も明るく風通しのいい空間になります。
❷「回遊動線」のメリット・デメリット
<回遊動線のメリット>
- 通り道が塞がっていても、反対側から回れるため、渋滞しにくい
- 料理と洗濯など、家事を同時に進めやすい
- 同じ場所を往復する必要がない
- お風呂場が近ければ、子どもが一人で入っていても安心
- 壁や廊下が少ないため視界が開けていて、開放感がある
<回遊動線のデメリット>
- 通路を確保するため収納が少ない可能性がある
- 建築費が高い、賃貸の場合は家賃が高い傾向がある
- キッチン、リビング、ランドリールーム、お風呂場が繋がっているため(扉がない場合も)冷暖房が効きづらい
- 子どもが小さいと回遊動線を走り回ってしまう
❸「回遊動線」のお家に住むときの注意点
- 回遊動線は、スムーズに移動できるように通路を空けておくことが肝心です。
荷物を床に置いてしまうと危ないので、物の増やしすぎに注意! - 内見したときは広く感じても、家具を置くと、回遊動線が通りにくくなる可能性も。置きたい家具(ソファやダイニングチェアなど)を置いても邪魔にならず通れるか、予め確認すると安心です。
- キッチンや洗面所、脱衣所が繋がっているので、来客時は視線が気になるかも。生活感を隠すためにも、ドアがない場合は、暖簾などで目隠しが必要です。
<回遊動線は、こんな人にオススメ!>
- 家族が多い
- 荷物が多すぎない
<あとがき>
いかがでしたか。「家事を少しでも楽にしたい」「朝の忙しい時間に家族がぶつからないようにしたい」という人には嬉しい回遊動線。反対に、動線よりも収納量を増やしたい人や、家族の人数が少なく回遊動線じゃなくてもいいという人もいるかもしれません。物件選びのときは、自分たちの生活に合っているか考えてから決めましょう。ちなみに我が家は、食いしん坊な子どもたちがお菓子を求めて、狭いキッチンに集まりがち。「アイランドキッチン」や「回遊動線」、とっても憧れます!
(絵・文/ながれだあかね)
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この記事を書いた人
イラストレーター・ライター
武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/
























