収れん火災ってなに? 窓辺のサンキャッチャーは大丈夫?

2026/09/11
長い夏も終わり、やっと日差しが落ち着いてきました! これから少しずつ秋らしくなっていくのでしょうか。空気が乾燥してくると気をつけないといけないのが「火災」。室内の火の元は注意していても、太陽の光が原因で起きてしまう「収れん火災」に油断している人も多いのではないでしょうか。

❶収れん火災ってなに?
太陽の光で起こる「収れん火災」。実は、日差しの強い夏よりも冬の方が多く発生しています。なぜなら太陽の位置が低いから! 室内に太陽の光が差し込みやすいのです。「収れん火災」は季節を問わず日頃から気をつけなくてはいけませんが、特にこれからの季節は一段と注意して生活しましょう。
<収れん火災ってなに?>
子どもの頃、理科の実験で「虫眼鏡で太陽の光を集めて、黒い紙を焦がす」という実験をしたことはありますか? それと同じことなんです!
→思いがけない物が「虫眼鏡」の役割をしてしまって、一点に光が集まってしまう。そこに燃えやすい物があると発火して火災になります。
❷収れん現象を起こしてしまう可能性があるもの
<収れん現象を起こしてしまう可能性があるもの>
- 水が入ったペットボトル
- 鏡
- 水が入った花瓶
- 金魚鉢
- 水晶玉
- 調理用のステンレスボウル
- タイヤのアルミホイール
<これって大丈夫!?>
- サンキャッチャー
→窓辺に吊るすことが多いサンキャッチャー。基本的には、太陽光を反射させたり、屈折させるものです。ただし形状や材質、光の当たり方によっては、一点に光が集中してしまう可能性も……。窓辺に吊るしている場合は、周囲に燃えやすいものを置かないようにしましょう。 - 風鈴
→一般的な風鈴は、光を一点に集中させるような形ではないため、収れん火災の原因になる可能性は高くありません。ただし、これも材質や形状、設置場所によっては反射した光が思わぬ場所に集めてしまう可能性もあります。燃えやすいものを近くに置かないこと、出かける際はカーテンを閉めることを忘れないようにしましょう。
❸収れん火災を起こさない! どんな対策がある?
- 光を集めやすいものを窓際、ベランダ、外に置かない
→メイク用の鏡、姿見、ガラスの置物(スノードームなど)、虫眼鏡、水の入ったペットボトル、花瓶、金魚鉢、ステンレス製のボウル、眼鏡など - 燃えやすいものを窓際、ベランダ、外に置かない
→ドライフラワー、ティッシュ、新聞、チラシ、ダンボール、本、クッション、衣類、紙袋 - 火災が起きたときに引火すると危険なものにも注意!
→スプレー缶・エアゾール缶、アルコール類、消毒液、ガソリン、灯油 - 外出時は必ずカーテンやブラインドを隙間なく閉める
- 窓に遮光シートを貼る
- 自宅に消火器を置く、集合住宅の場合は、消火器の場所を確認しておく
- 住宅用火災警報器が正常に作動するか定期的に確認する
収れん火災の危険性があるのは、家の中だけではありません。ベランダや庭などの屋外で起きたり、バーベキューなどのレジャー中に起こることも。また無人の車内でも起こるので、日頃から注意しておきましょう。
<あとがき>
いかがでしたか。収れん火災のリスクだけではなく、ベランダや外に燃えやすいものを置いてしまうと、放火のリスクも高まります。燃えやすいものを外に置かないように気をつけましょう!
(絵・文/ながれだあかね)
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この記事を書いた人
イラストレーター・ライター
武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/




























