壁の薄い賃貸で気をつけることは？　壁が薄いか見極めるコツ

コロナ禍でリモートワークが増えた今、隣の人の音が気になるという人も多いのではないでしょうか。部屋探しのときに壁が薄い部屋を選んでしまうと、騒音トラブルに発展するリスクも・・・。できる限り内見の時点で防音性を見極めたいところです！

 

目次▼

❶部屋選びのコツ　〜壁が薄い部屋か見極めよう〜
❷騒音に悩まされない部屋の条件は？
❸自分でできる騒音対策　隣人の音が気になるときは

❶部屋選びのコツ　〜壁が薄い部屋か見極めよう〜

＜内見のときはココをチェック！＞

・ 部屋の真ん中で手を叩いてみる
音が反響しないのは、壁の外に音が漏れているということ。

・ 壁を軽く叩いてみる
壁が薄かったり、中が空洞になっていると、叩いたときに軽い音や高い音がする。

・ 隣室との玄関ドアの距離を確認する
玄関ドア同士の間隔が狭い場合、壁が薄く設計されている可能性も。担当者や大家さんに壁の厚みを聞いてみるのもあり。

・ 窓を開けて確かめる
窓を閉めているときは静かでも、窓を開けると周辺環境や隣室から漏れてくる騒音があるかも！　日中に窓を開けられないのは不便なので、窓をあけても静かな部屋を選ぼう。

❷騒音に悩まされない部屋の条件は？

＜こんな物件を選ぶと安心！＞

1. 鉄筋コンクリート造
鉄筋を組んだ枠の中にコンクリートを流し込んで固めたものを柱や床、壁などに使用している。コンクリートを使用している分、重量があり支えるための壁も分厚いので音を通しにくい。

2. 築年数が浅い物件
木造や鉄骨造の場合は、築浅の物件を選ぶ。ちなみにレオパレス21では2012年以降に建てられた物件がオススメ。2012年以降のレオパレス21のお部屋は「ノンサウンドフロア」という重量衝撃遮音性能のある床を導入しているため、上下階の音は響きづらい。

3. 分譲賃貸を探す
購入用に建てられた物件だけれど、賃貸として転用しているケース。通常の賃貸物件よりも条件、設備、クオリティなどが高いので、上下左右からの音が聞こえづらい。

4. 角部屋・最上階を選ぶ
隣人の生活音が気になる人や騒音に悩まされたくない人は、角部屋の最上階がおすすめ。反対に自分の部屋からの音で周囲に迷惑をかけていないか気になる人は、1階の角部屋を選ぶと安心。

5. 周辺環境が静かなところ
窓を開けて騒音が聞こえるかチェックしよう。隣人の音が聞こえなくても、高速道路や大通り、電車の線路沿いなど、騒音がひどくて窓を開けられない状況になるところは避けよう。

❸自分でできる騒音対策　隣人の音が気になるときは

＜自分でできる騒音対策＞

・隣室に接する壁に、音が出るものを置かない（あるいは壁から少し離して設置する）
・遮音性のあるカーテンを使ったり、床にカーペットなどを敷く
・深夜や早朝に音が出る行為（掃除機や洗濯機など）は避ける
・テレビや動画をみるときはイヤフォンをつける

＜隣人の音が気になるときは・・・＞

・騒音が聞こえる方の壁際に家具を設置する
・音がうるさくて集中できないときは、朝方などの静かな時間帯を勉強や仕事時間にあてる
・度を越す騒音の場合は、音がした日付や時間帯、どんな音なのかを記録しておく。管理会社や大家さんに相談しよう（注意喚起してもらう）

＜やっちゃいけない！ NG行動＞

・ 隣人がうるさいため壁をドンドンする
この行動をしてしまうと、恨まれてしまう恐れも！ より深刻なトラブルや事件に発展するのを避けるためにも、まずは管理会社や大家さんに相談して穏便に解決しよう。

・ 生活音は我慢しよう
気をつけていても、足音やドアを閉める音などが聞こえてしまうことはある。度を越していなければ、お互い様なので許容しよう。

-あとがき-

私は以前、軽量鉄骨の物件の一階に住んでいました。休みになると上階から子どもが走り回る音で早朝に起きてしまう（笑）。ある意味、健康的な生活が送れました。今は立場が変わり、下の階に子どもの足音が響いていないか不安な毎日であります！


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