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不動産購入の目的? 補足の巻

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前回の「ティータイム」だけでは、話し切れていない部分が多いと思いパート2的にちょっと補足しておきます。

「話の対象が中古マンションの理由」

 

①まずは、建物の耐用年数の違いです。一般的な一戸建て住宅は、その大半が木造系の建物です。鉄筋コンクリートなどで作られたマンションとは耐久力や耐用年数が違います。
②今回のケースですと、中古物件を購入して約10年後に売却処分する前提ですから、耐久力・耐用年数は非常に重要なファクターです。
③更に、世の中の評価という意味で住宅ローンの見地から見た場合、築20年を過ぎた木造住宅は現在、ほぼ評価は出ません。が、マンションの場合は耐用年数も50~60の評価がありますので、評価もでます。但し、欠陥などがある物や規定外の物は別です。
④売却する場合、購入する方が住宅ローンを組むことができること。つまり、銀行に評価してもらえる代物なのか。 ここが重要です。
⑤最後に忘れがちですが、中古マンションを購入して住んだ段階で、修繕費などメンテナンスにお金がかかり過ぎない事。この費用がかさむ住宅では計画が根底から覆る恐れさえありますから。なので、一戸建て住宅ではなく、マンションという選択肢になっています。

「できれば家賃よりも安い支払に抑える理由」

①みなさんおわかりかと思いますが、住宅ローンで支払っていくのは 「購入した住居」 部分だけです。マンションの場合、管理費・修繕積立金・駐車場などの固定費が別にかかります。この部分を計算しないと思いもかけない高額なローンを払っているのと同じ負担になり、繰り上げ返済がまったくできなくなる事になります。
②ただし、だからと言って「管理費などの固定費が著しく安い・若しくは、固定費がない」 などの物件を見つけた場合、要注意です。マンションの売りは、確かに耐用年数などの有利さが一つの理由にもなっていますが、実は 「マンションの良さは管理で決まる」と言われているのも事実だからです。管理がずさんなマンションでは、「あちこち汚く壊れた場所もいまでも放置」どうです…..。
でもこれは、多少の知識がある方と現地を見ればわかりますのでご安心を。
③そして、今の家族構成の10年後まで、生活する為のスペース・家計などを中心に物件を選定する。決して見た目の良さや、現時点で不必要な広さなどを求め過ぎない。これで、計画も成功させる方向に近づいていけると思います。自分では、もっとうまく説明できるつもりでしたが、文章で説明するのはなかなか難しいものだと思いました。

今は物件を売主が直接公開できるウチコミ!売買REVOというサイトというものもあります。
売主と直接コミュニケーション取れるので気になることは事前に確認して購入すれば安心です。
気になる方は下記から見てみてください。

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