引っ越し先に自転車を運ぶ方法は？　梱包の仕方と気をつけること

自転車の引っ越しは地味に面倒臭いです。引っ越しのとき、車に乗り切らなかった自転車に乗って旧居から新居まで移動したことがあります。私はママチャリ、夫はクロスバイクを運転していったんですが、途中で私のお尻がジンジン痛む！ やはりママチャリは長距離移動に向いていませんね・・・。

＜目次＞
❶自転車を引っ越し先に運ぶ手段は？
❷自転車の種類と梱包
❸自転車の運搬で気をつけることは？

❶自転車を引っ越し先に運ぶ手段は？

普通の自転車は、引っ越し会社の単身パックに入らないことが多いんです！自転車（ママチャリ）は24〜27インチで、だいたい全長が185cmあります。

引っ越し会社によってコンテナのサイズはまちまちですが、

＜日通単身パックLサイズの場合＞

高さ175cm・奥行き104cm・横幅108cm

参照：日本通運の引越サービス
https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/moving-s/tanshinpack-s-l/

折りたたみ自転車や子ども用の自転車だったら入りそうですが、ママチャリはサイズオーバーですね。自転車以外の荷物が単身パックで収まるのに、自転車を運ぶためにトラック一台借りて数万円の差額が出てしまったら勿体ないです。場合によっては、今の自転車を譲るなどして自転車は現地で新調した方が安く済むかもしれません。

＜引っ越し会社を利用する以外の運搬手段＞

・ 電車で移動する
→折りたたみ自転車や自転車を分解して袋に入れることで可能です。

・ 自分で自転車に乗っていく
→長距離移動に向いた自転車だったら大丈夫。 ママチャリはお尻痛くなるので注意！

・ トラックや車をレンタルして自分で運ぶ

・ 宅配業車・配送業車に依頼する
→そのまま送ると送料は高くなります。分解するなどして小さくすると安くなりますが、梱包や組みたてが必要です。

❷自転車の種類と梱包

自転車にもいろいろな種類があるんですね！
・子ども用自転車（キックバイク、補助輪つき）
・ 折りたたみ自転車
・ 電動アシスト自転車
・ ミニベロ
・ マウンテンバイク
・ ロードバイク
・ クロスバイク
・ BMX
・ シクロクロス
・ ピストバイク

引っ越し会社に頼めば、そのままトラックに積んでもらうため梱包する必要はありません。ただ高価なロードバイクなどは分解・梱包した上で送った方が安心かもしれません。

＜ロードバイクの梱包手順＞

1. ライト、ボトル、サイクルコンピューターなどの付属品を外す
2. 保護材をハンドル、サドル、フレームなどの主要部に巻いて保護する（サドルは一番低くする）
3. ロードバイクを逆さまにして車輪を外す
4. 輪行箱（またはダンボール箱）に自転車が逆さまになるように入れる
5. 箱の中にダンボールパッド入れ、タイヤをダンボールの間に挟み込む
6. ギアに緩衝材を入れ、隙間を緩衝材で埋めてロードバイクが動かないように固定する

ダンボール箱は、自転車ショップにお願いすればもらえる場合もあるので、事前に電話で連絡してみましょう。

❸自転車の運搬で気をつけることは？

＜気をつけること＞

・自転車の分解や梱包は、ロードバイクのような分解できるタイプの自転車のみにする
・ 自転車の分解・組み立ては、自転車屋さんに依頼すると安心
・ 自転車を廃棄する場合は粗大ゴミになる
・ あらかじめ新居の自転車置き場の契約をしておく
・引っ越しするときは自転車の防犯登録を忘れずに！
→ゴミとして処分したり、売却・人に譲る場合も、防犯登録の抹消手続きが必要です。

自転車の防犯登録について書いた別記事はこちら

「自転車の防犯登録とは？　手続きに必要になるもの」
https://uchicomi.com/uchicomi-times/category/rent/moving/14912/

＜あとがき＞

自転車が自転車置き場に置いてあると、引っ越し当日にうっかり自転車を運ぶのを忘れてしまったという人もいるかもしれません。その場合は管理会社や大家さんに速やかに事情を説明して、取りに行く日時を相談しましょう！ 放置してしまうと不法投棄として見なされてしまうリスクもあります。

（絵・文／ながれだあかね）


↑全物件仲介手数料無料の「ウチコミ！」お部屋探しはこちらから↑