家庭菜園に向いているベランダは？　北向きでも育つ野菜

最近、スーパーに並ぶ野菜が高いですよね。ご近所さんからいただくお野菜のお裾分けが、とてもありがたい今日この頃です。私も自分で野菜を育てられるようになった方がいいかなあと思いますが、畑を借りるにもお金がかかるし……。ベランダで栽培できないかしら？

目次▼

❶家庭菜園に向いているベランダ　
❷北向きでも育つ野菜&日当たりが重要な野菜
❸近隣トラブルを防ぐため家庭菜園で気を付けること

❶家庭菜園に向いているベランダ

＜家庭菜園に向いているベランダは？＞

・ベランダが南〜東向き／植物は午前中に光合成を行うため、午前中から長時間日差しの入る南〜東向きのベランダが、植物の成長を促せる
・目の前に日差しを遮る建物がない
・ベランダの壁が日差しを遮らない／透明の板だったり柵の壁だったりする
・室外機が吊り下げ式か、もしくはカバーなどが覆ってある／室外機の前に直接植物を置くと乾燥するため

＜家庭菜園を避けるべきベランダは？＞

・風が強く吹く高層マンションの高層階／物が落下して危険
・狭すぎるベランダ／植物を置くことで避難経路を塞いでしまう可能性も
・管理規約で禁止されている建物のベランダ

❷北向きでも育つ野菜&日当たりが重要な野菜

日当たりの悪い北向きのベランダでも、野菜は育てられます！ 日なたに比べて成長スピードが落ちたり、実が小さいこともありますが、光合成をして成長できるのです。小松菜や水菜などの葉物野菜は、逆に葉がやわらかく育つこともあります。また、みつば、せり、ミョウガなど日陰を好む野菜もあります。

＜直射日光が当たらない半日陰から日陰を好み、1日1〜2時間の日照でも育つ野菜＞

・みつば、せり、クレソン、しそ、みょうが、ふき、にら

※シソは虫が付きにくいため、ナスやキュウリなどと一緒に植えられることも

＜1日3〜4時間は直射日光が当たることを好み、程よい明るさが1日照らされていれば育つ野菜＞

・いちご、ほうれんそう、こまつな、かぶ、わさび、レタス、しゅんぎく、パセリ、じゃがいも、さといも、しょうが、アスパラガス、ねぎ

※近くに植えることでいい影響を与える「コンパニオンプランツ」を選ぶのもポイント。例えば、いちごのコンパニオンプランツは、ニンニクや長ネギ

＜1日6時間以上、直射日光が当たることを好む野菜＞

・トマト、ナス、ピーマン、オクラ、キュウリ、にんじん、サツマイモ、たまねぎ、だいこん、キャベツなど

「コンパニオンプランツ」
・トマトとバジル／バジルがトマトを虫から守り風味がよくなる
・タマネギとカモミール／カモミールがタマネギの生育を促進させ風味をよくしてくれる

＜植木鉢でも植えられるもの＞

・枝豆、オクラ、トマト、ミニトマト、葉ネギ、バジル

❸近隣トラブルを防ぐため家庭菜園で気を付けること

＜近隣トラブル・危険を避けるため注意すること＞

・規約を確認する
・避難経路を塞がない／避難梯子をすぐに使えるようにする
・椅子やラックなど、子どもが登ったりしそうな物は置かない
・排水溝を土などで詰まらせない
・物を落とさない／ハンギングタイプのプランターは落下の危険性があるので使わない
・必要以上に物を置かない／ベランダの重量制限に気を付ける
・肥料は適切に管理する／虫が発生したり、ゴキブリなどの餌にもなりやすいので注意
・風通しをよくする／プランターを定期的に動かす

＜あとがき＞

この夏から植物の種を撒いてみる人&初心者にオススメなのは、小松菜、キャベツ、ワケギ。小松菜はバナナと相性がよく、ミキサーでスムージーにするととっても美味しい！ ズボラな私でも育ててみたくなってきたぞ〜！

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