秋の内見でチェック! 寒くて結露しやすい窓と、お家の特徴

2026/10/20
外の気温が下がってくると、気になるのはお家の断熱性。お家の中にいるのに、まるで外みたいな寒い部屋。せっかくのお家タイムもリラックスできないのはもったいない! 今回は、寒いお家の特徴と、お家でできる寒さ対策をご紹介します。

❶寒くて結露しやすいのはどんな窓?
<単板ガラス(たんばんガラス)は寒い?>
単板ガラスとは、ガラス一枚だけで作られた窓ガラスのことです。コストは安いのですが断熱効果が低いのが特徴です。複層ガラスに比べて熱が伝わりやすく、室内の温かさが逃げやすいためです。単板ガラスは、築20年以上の戸建てや、古いアパートなどの賃貸住宅でも見られます。最近の住宅では使われなくなってきて複層ガラスが一般的です。
<アルミサッシは寒い?>
現在、多くの住まいで使われているのがアルミサッシです。単板ガラスと同じく、コストは安いのですが断熱性能は低いです。アルミサッシは、熱を伝えやすいので、冬はサッシ部分が冷たくなり、夏は熱くなります。冬の場合、結露の原因にもなります。
→最近普及してきているのが、プラスチックで作られた樹脂サッシ。アルミに比べると熱伝導率が低いので断熱性能が高いです。
<窓が大きいと寒い?>
壁に比べると、窓部分は熱が逃げやすくなります。窓が大きいと寒くなりやすいです。ただし、窓の位置が光を取り込みやすい南向き(日差しを遮る高い建物などが目の前にない)だったり、冷えやすい北向きに窓が少なければ、光を取り込んでお部屋を暖かくすることもできます。窓の場所や環境が「暖かい家になるか、寒い家になるか」の分かれ道です!
<窓の数が多いと寒い?>
・ 日光が入りづらい北側の窓は、冷えやすいです。北側の部屋を寝室にするときは窓の断熱性を確認しておくと安心です。ただ夏場は空気が通り抜けて涼しい風が入ってくるので窓の数が多いメリットもあります。
❷寒いお家の特徴は?
<マンションの場合>
角部屋。窓が多いので開放感や採光には優れる一方で、外気に接する面が増えるため、寒いことがある。
<戸建ての場合>
吹き抜けがある/開放感があるけれど暖かい空気が上にいってしまう
ドアなどの建具がない/カーテンや暖簾(のれん)で仕切っていると、暖かい空気が漏れ出てしまう
リビング階段/上下階がつながっているため、暖かい空気が二階へ上がりやすい
築年数が経っている住宅/断熱基準が昔に建てられたお家の場合、寒くなりがち
<立地による寒さ>
- 風が強い場所
- 南向きのお家でも目の前に高い建物があるなどして、日差しが入りづらい
- 北向きのお家
- 冬でも晴れている日が少なく雪がよく降る
❸お家でできる寒さ対策は?
<窓の寒さ対策>
- 断熱効果のある厚手のカーテンにする
- カーテンを床近くまでしっかりと垂らす
- 窓に隙間テープを貼る
- 内窓をつける
<床の寒さ対策>
- カーペット、ラグを敷く
- ラグの下にアルミ保温シートなどを敷く
- 断熱性のあるマットを敷く
- スリッパを履く
<あとがき>
いかがでしたか。お部屋探しでは、窓の種類や窓が設置されている方角なども確認してみるといいですよ。断熱性能が高いお家を選べれば、冷暖房費も節約できます!
(絵・文/ながれだあかね)
この記事を書いた人
イラストレーター・ライター
武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/




























