温泉付きマンションの種類　源泉かけ流しとは？

もし自分が住んでいるマンションに温泉がついていたら……きっと毎日が旅行気分！ ストレス解消・健康にもいい温泉。人を招けば最高のおもてなしです。 さらに眺めのいい露天風呂があったら夢のよう……温泉付きマンション、いつか住んでみたいな〜。

目次▼

❶温泉付きマンションの種類　メリットとデメリット
❷温泉の定義　源泉かけ流し・温泉かけ流しの違いは？
❸温泉に浸かって得られる効果

❶温泉付きマンションの種類　メリットとデメリット

＜大浴場に温泉がある＞
マンションの共用部分として利用できる大浴場タイプの温泉

• ◯広い温泉を楽しめる
• ◯個人が掃除やメンテナンスなどを行う必要がない
• ◯住人同士のコミュニケーションの場になる
• ◯サウナや水風呂などお風呂が複数楽しめることも
• △メンテナンスなどで利用できない時間がある
• △混雑することもある

＜各住戸に温泉がある＞
住戸ごとに温泉がひかれていて、家族風呂のようなプライベート空間で温泉を楽しめる

• ◯水を足すなど好きな温度に調整できる
• ◯プライベートな空間でリラックスできる
• △掃除は自分たちが行う必要がある

＜大浴場と各住戸の両方が温泉になっている＞
数は少ないですが、両方に温泉がひかれている豪華なマンションも。気分で大きなお風呂と自分の家のお風呂を楽しむことができます。このようなマンションは希少なため、値段も高いでしょう。

❷温泉の定義　源泉かけ流し・温泉かけ流しの違いは？

＜温泉の定義＞
地中から湧き出す水や水蒸気のうち、「温度が25度以上」または「規定された成分が一種類でも一定以上含まれている」のどちらかに当てはまれば「温泉」ということになります。

＜源泉かけ流し・温泉かけ流し・循環ろ過の違い＞

• 源泉かけ流し／温度調整のためのわずかな加水や加温、塩素消毒などはしているが、源泉を注ぎ続けている。古いお湯は循環させず排出している。（源泉100%かけ流しの場合は）源泉に加水、加温、塩素消毒など手を加えていない状態。
• （温泉）かけ流し／源泉への加水や加温などの調整をして、新しい温泉水を浴槽に注ぎ続けている。
• 循環ろ過／湯船の温泉を取り込み、消毒をしてから湯船に戻す

❸温泉に浸かって得られる効果

• 温泉にはどんな効果があるのか？
  疲労回復、ストレス解消、神経・筋肉・関節痛などの効果。塩化物泉や硫酸塩泉には、切り傷、やけど。硫黄泉には、アトピー性皮膚炎、慢性湿疹などに効果が期待できます。
• 温熱効果で新陳代謝を促す
  温泉で体が温まると血管が広がり、新陳代謝がよくなります。体内の老廃物が排出されやすくなります。体温が上がると免疫力も上がり、さまざまな病気にかかりづらくなります。
• 水圧効果
  体に圧力がかかり、マッサージ効果があります。足のむくみや疲れが取れます。
• 浮力効果
  体が軽くなった感覚で筋肉が緩み、脳がリラックスした状態になります。

＜関東・関東近県で温泉付き物件（賃貸または分譲）がある場所は？＞
観光地になっている場所に、温泉付き物件は多い傾向があります。神奈川県だと、箱根や湯河原。静岡は熱海や伊東。物件によっては、オーシャンビューや花火大会などが見えるのを売りにしています。

＜あとがき＞
昔から露天風呂のある家（またはマンション）に住みたいんです。体はポカポカ、顔には冷たい風。想像しただけで癒される〜。しかし、都心でこの夢を叶えるのは、なかなか難しい！ とりあえず近くの温泉施設に行ってきます。

（絵・文／ながれだあかね）

【関連記事】
引っ越し会社が引っ越しで運べないものは？
美術館の近くに引っ越したい！ 美術館・博物館が多い県はどこ？


仲介手数料無料の「ウチコミ！」