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リフォーム資金も住宅ローンで借りられる!

中古マンションを買ってリフォームするときのお得な住宅ローンの組み方は?(5/6ページ)

横山晴美横山晴美

2017/08/31

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おそらく、最も合理的な方法は、中古マンション購入と同時にリフォームを行ない、マンション購入資金とリフォーム資金を一本化した住宅ローンを組んでしまうことでしょう。ですが、購入後に時間を空けてリフォームする場合でも、やりようによってはローン返済の負担を抑えることが可能なのです。

住宅ローンは、あらゆるローンのなかで、抜群に金利メリットが大きいものなので、可能な限り利用していきたいところです。

 

中古マンションのリフォームで住宅ローンを借りる場合の注意点は?

中古マンションに限らず、中古物件の借り入れで注意したいのは、その物件の担保価値です。金融機関は、担保価値に見合った額しか融資してくれません。また、担保物件の価値に応じて借入期間が短くなることもあります。

中古マンションの購入資金だけを借り入れるのであれば、借入額や借入期間が減ってもそう問題ないかもしれません。担保価値が少ないということは、通常、それだけ購入価格も下がることになるからです。

ですが、リフォーム価格を上乗せして借り入れる場合には、「希望通りの金額が借りられず、資金不足になってしまう」、「借入額に対して返済期間が短く、毎月の返済額が高額になってしまう」といった懸念もあります。

そうした事態に陥らないためにも、できるだけ担保価値の高い物件、つまり、資産価値の高い物件を選びたいです。

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この記事を書いた人

ライフプラン応援事務所代表

ファイナンシャルプランナー(AFP)、住宅ローンアドバイザー。企業に属さない独立系FPとして、2013年ライフプラン応援事務所を立ち上げて以降、住宅相談を専門に扱う。マイホーム相談では保険見直し、教育費、退職後プランなど総合的な視点で資金計画、および返済計画を考案。相談業務のほか、セミナー講師、執筆業など情報発信、啓蒙活動にも力を入れている。 「自分の家計は自分で守る」をモットーに、丁寧でわかりやすい面談が好評。 また、給付金や控除など、消費者のための制度を調べるのが得意で、「ここが使いにくい」「誰のための制度なのか」などとケチをつけるのが好き。

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