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火災保険のお得な加入方法は?

マンションの火災保険、保険料を抑えて必要な補償を確保する方法は?(7/7ページ)

横山晴美横山晴美

2017/08/29

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支払い方法によっても保険料は安くなる

火災保険は保険料の支払い方法によって、保険料が安くなります。

月払い、年払いなどのほか、10年までの長期一括払いも可能です。長期の一括払いにすれば保険料は割安になりますが、それなりにまとまった金額が必要になってしまいます。

保険料を抑えるという点からは、10年の長期一括払いがおすすめですが、経済的な理由から、まとまった金額を支払うことがむずかしい場合もあるでしょう。そういった場合、まずは年払いを目標にして、少しでも保険料を安くしたいところです。

火災保険は補償範囲が広く、仕組みを理解するのがむずしいものです。一戸建てとマンションでの差異もありますが、大原則として「ほしい補償のある火災保険」を選ぶという考え方をおすすめします。

いくら保険料が安いからといっても、必要な補償を得ることができなければ加入する意味は薄らいでしまいます。

保険料のわりに大きな補償が受けられる火災保険は、補償・サービス内容と保険料の適合性がとれていれば、「割安な保険」だと言えます。

そのため保険料だけを比べて加入するのではなく、内容に応じた「割安さ」を追及することが、いちばんお得な火災保険と考えましょう。

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この記事を書いた人

ライフプラン応援事務所代表

ファイナンシャルプランナー(AFP)、住宅ローンアドバイザー。企業に属さない独立系FPとして、2013年ライフプラン応援事務所を立ち上げて以降、住宅相談を専門に扱う。マイホーム相談では保険見直し、教育費、退職後プランなど総合的な視点で資金計画、および返済計画を考案。相談業務のほか、セミナー講師、執筆業など情報発信、啓蒙活動にも力を入れている。 「自分の家計は自分で守る」をモットーに、丁寧でわかりやすい面談が好評。 また、給付金や控除など、消費者のための制度を調べるのが得意で、「ここが使いにくい」「誰のための制度なのか」などとケチをつけるのが好き。

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