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査定から不動産会社選び、決済まで

マンションの売却の流れを7ステップで徹底解説、売却しやすい時期も公開します!(2/5ページ)

斎藤 岳志斎藤 岳志

2017/09/08

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<ステップ2>不動産会社と媒介契約を結ぶ

売却を依頼する不動産会社を選んだら、媒介契約を結びます。媒介契約とは、売却や購入など不動産取引の仲介を依頼する際に結ぶ契約のことです(媒介契約には一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3つがありますが、ここでは詳細は省きます)。

ついつい、高い査定価格を出してきた不動産会社と契約したくなりますが、本当に妥当な査定価格と言えるのか、マンション売却を任せられるだけの信頼できる相手なのか、複数の不動産会社を比較しながら見きわめたいところです。

これはおすすめしませんが、どんな不動産会社でも、どんな担当者でもいいというスタンスで、価格もこだわらないのであれば、査定価格が出てから1週間前後で不動産会社を決めることもできます。

ですが、不動産会社選びは非常に大切なので、週末のお休みなどを利用しながら動かれる場合は、最低でも2~3週間くらいかけて慎重に検討したほうがいいでしょう。


(おすすめ記事)
マンション売却に強い不動産会社の選び方と知っておくべき業界の4つの仕組み

<ステップ3>売り出し価格を決めて、いよいよ売り出し開始

不動産会社と媒介契約を結んだ後は、実際に市場に売り出すときの価格である売出価格を決めて、いよいよマンションの売り出しです。

売りに出されたマンションの情報は、レインズ(不動産会社しか見られない物件情報データベース)に登録され、不動産会社の間で共有されます。また、インターネットのポータルサイトに広告を出す、新聞の折り込みやポスティングなどでチラシをまくといった販売活動が行なわれます。

専任媒介契約、専属専任媒介契約を結んでいる場合、不動産会社は販売活動の状況を売り主に報告する義務があるので、どのような販売活動が行なわれていて、どれくらい問い合わせが入っているのか、チェックを入れるようにしましょう。

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この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

FPオフィス ケセラセラ横浜代表 百貨店在職中にファイナンシャル・プランナーの資格を取得。税理士事務所、経営コンサルティング会社などを経て、FPオフィス ケセラセラ横浜を開設、代表を務める。 マイホーム購入・売却相談のほか、不動産投資のサポートも行なっている。株式投資やFXなど一通りの投資を実践した後、2007年より不動産投資をスタート。現在は、自らの資産運用はほとんど中古マンション投資に絞って取り組んでいる。

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