マンションの売却の流れを7ステップで徹底解説、売却しやすい時期も公開します!(3/5ページ)
斎藤 岳志
2017/09/08
<ステップ4>内見の立会いと注意点は?
売出価格が高すぎるようなことがなければ、1〜2週間以内には内件の申し込みがあることでしょう。物件を見ずに購入を決める人はいないので、売却を成功させるために、内件はとても大切なステップとなります。
ここで気をつけていただきたいのは、内見に備えて部屋の整理整頓や掃除をしておくことです。内見に訪れた人は、「このマンションで生活したらどんな感じだろう」とイメージしながら、家具の配置や水回りの使い勝手などをチェックしていきます。
家具や荷物は最低限のものにして、少しでもいい印象を与えられるように準備しておきましょう。
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<ステップ5>購入申し込みと価格交渉
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内見者がマンションを気に入って購入する気になった場合、購入希望価格が書かれた購入申込書が届きます。購入希望者にも「この金額で買いたい」という希望がありますから、値引きを求められるケースが多いです。
価格に隔たりがある場合は、自分たちがどこまで譲れるのか、また購入希望者はどこまでなら歩み寄れるのか、価格交渉を行なうことになります。
価格交渉は、購入希望者と直接やり取りするとなるとまとまる話もまとまらないということになりかねませんから、不動産会社を通じて行なうのがいいでしょう。不動産会社の腕の見せどころでもあります。
売り出しをしてから内見、価格交渉がまとまるまでは、タイミングにもよりますが、おおよそ平均すると3カ月くらいかかることが多いです。
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(CFP)
FPオフィス ケセラセラ横浜代表 百貨店在職中にファイナンシャル・プランナーの資格を取得。税理士事務所、経営コンサルティング会社などを経て、FPオフィス ケセラセラ横浜を開設、代表を務める。 マイホーム購入・売却相談のほか、不動産投資のサポートも行なっている。株式投資やFXなど一通りの投資を実践した後、2007年より不動産投資をスタート。現在は、自らの資産運用はほとんど中古マンション投資に絞って取り組んでいる。