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諸費用の負担を減らす方法も解説!

中古マンション購入時の諸費用は? どんな費用をいつ、いくら支払うの?(4/6ページ)

斎藤 岳志斎藤 岳志

2017/06/05

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毎年かかる固定資産税・都市計画税

●固定資産税
不動産を購入すると税金がかかります。中古マンションも同じです。

まず、固定資産税です。これは、土地や建物などの固定資産にかかる市町村税です。毎年1月1日時点の所有者に課税されるもので、4〜6月頃に納付書が送られてきます。

中古マンションを購入する場合は、売り主がその年の固定資産税を支払うことになるので、日割りで買い主の負担分を計算して清算することになります。

固定資産税の金額は、市町村が決定する固定資産税評価額に税率をかけたものです。税率は市町村が決めることになっていますが、標準税率が1.4%となっており、ほとんどの市町村が1.4%を適用しています。

固定資産税=固定資産税評価額×1.4%

なお、固定資産税には軽減措置がありますが、詳しくはここでは触れません。市町村の役所に問い合わせてみてください。

●都市計画税
次に、都市計画税です。これは、都市計画区域内にある土地・建物にかかる市町村税で、固定資産税と同じく、毎年1月1日時点の所有者に課税されます。

税額についても固定資産税と同じく、固定資産税評価額に税率をかけて計算します。税率は、最高限度0.3%以内で市町村が決定します。

都市計画税=固定資産税評価額×0.3%

なお、都市計画税にも軽減措置があります。

次ページ ▶︎ | 土地や建物を取得するとかかる不動産取得税

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この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

FPオフィス ケセラセラ横浜代表 百貨店在職中にファイナンシャル・プランナーの資格を取得。税理士事務所、経営コンサルティング会社などを経て、FPオフィス ケセラセラ横浜を開設、代表を務める。 マイホーム購入・売却相談のほか、不動産投資のサポートも行なっている。株式投資やFXなど一通りの投資を実践した後、2007年より不動産投資をスタート。現在は、自らの資産運用はほとんど中古マンション投資に絞って取り組んでいる。

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