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【イケア】多様性を受け入れる環境づくりの取り組みを継続

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【2021年5月13日発表】
「より快適な毎日を、より多くの方々に」をビジョンとするスウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー イケアの日本法人イケア・ジャパン株式会社(本社:千葉県船橋市、代表取締役社長 兼 Chief Sustainability Officer:ヘレン・フォン・ライス)の親会社であるIngkaグループ(Ingka Holding B.V. とその関連会社)は、2021年5月17日(月)の「IDAHOT(国際反ホモフォビア/トランスフォビア/バイフォビアの日)」に寄せて、職場・ビジネス・社会において多様性を受け容れるインクルーシブな環境づくりを継続して行う決意を発信します。イケアは平等こそが人権の中心にあると考え、「より快適な毎日を、より多くの方々に」というビジョンのもと、より良い暮らしを実現するための平等性の推進にむけて引き続き貢献していきます。

「IDAHOT」は、多様な性について考えるアクションや集まりが持たれている記念日です。昨今LBGT+コミュニティのおかれている状況は改善してきているものの、引き続き人々の努力、勇気、想像力が必要です。

Ingkaグループは、人々の意識を高めるにはさらなる進歩が必要であることを訴えるとともに、他の誰でもなく、自分たち自身が今すぐできるアクションを実践する重要性を認識し、平等性の推進のリーダー的存在として、行動を続けていきます。

IngkaグループのLGBT+インクルージョンについて

イケアは、性別、性的指向、民族、人種、国籍、障がいに関わらず、すべての人に公平性とインクルージョンのある職場を提供することに取り組んでいます。IngkaグループPeople & Culture ManagerのUlrika Biesèrtは、「あなたが誰であろうと、ありのままの姿が受け入れられ、公平かつ平等に扱われるべきです。人道的な目的主導型の企業として、私たちはLGBT+のコワーカー(従業員)がありのままの自分でいる権利を支持します。そして私たちは、ビジネスと社会のすべての分野において、前向きな変化に貢献したいと考えています」と述べています。

<直近1年間に各地域で取り組んだ事例>

・IKEA Serbiaは、保留中の同性婚を認める法律の支持を明らかにしました。

・IKEA Australiaでは、性別による区別のない化粧室を用意し、コワーカーやお客さまが、安全で快適で、イケアに受け入れられていると感じられるようにサポートしています。

・IKEA Hungaryは、同性カップルと子どもの親子関係を守るために、ほかの多くの企業と協力して市民イニシアチブに参加しました。

・IKEA USは、ヒューマン・ライツ・キャンペーン財団のLGBT+フレンドリーな職場の指数で満点を獲得しました。

・IKEA Hungary、IKEA Slovakia、IKEA Czech Republicは、STORSTOMMA/ストールストッマ キャリーバッグをハンガリー、スロベキア、チェコの3カ国全てで完売し、収益の一部を地域の支援団体に寄付することでLGBT+の人々の人権を広く訴えました。

・IKEA Franceは、職場でのLGBT+インクルージョンを推進する非営利団体L’Autre Cercleとパートナーシップを締結しました。

・Ingkaグループでは、2021年5月17日(月)「IDAHOT」にプログレス・プライド・フラッグを掲げ、LGBT+コミュニティ内の多様なアイデンティティを受け入れる必要性を発信していきます(日本では実施予定なし)。プログレス・プライド・フラッグは、2018年にアーティストのダニエル・クエーサー氏がデザインしたものです。インクルージョン(多様性の受け入れ)について、よりわかりやすくするために、この旗ではLGBT+コミュニティをブラックとブラウンのストライプで、またトランスジェンダーのプライドをピンク、ライトブルー、ホワイトで表現しています。

<近年グローバルで取り組んだ事例>

・トランス・インクルーシブな職場なチームを構築するためのグローバルなガイドラインを含む、マネジャー向けのグローバルなトランスジェンダーインクルージョンのためのツールキットを発表。

・グローバルなLGBT+インクルージョンプランを策定し、全社であらゆる性的指向とジェンダーアイデンティティを持つ人々を歓迎する職場と環境の構築を目指し、全てのコワーカーが仕事に打ち込める環境を整えたいと考えています。

・インクルージョン、無意識の偏見、LGBT+に関する社会的課題についてトレーニングを継続してコワーカーに提供し、彼らもLGBT+アライ(LGBT+を理解し支援する人)であることを明確にしています。

・2020年、世界各地域におけるLGBT+インクルージョンを推進し、LGBT+インクルージョンに対する反発の高まりに対応する企業連合である、Open for Businessのメンバーとなっています。

・2020年には、人種平等に対するグローバルなビジネスコミットメントを確立しました。これには2024年までに、30カ国のあらゆるリーダーシップレベルでの民族、人種、国家のダイバーシティ向上も含みます。

多様性を表現したレインボーカラーグッズでLGBT+コミュニティへの支援を表明

イケアでは、多様性を表すレインボーカラーで彩られたSTORSTOMMA/ストールストッマ バッグ2点を2019年以降26カ国以上で販売し、その売上の一部を各地域のLGBT+支援団体に寄付しています。日本国内では、STORSTOMMA/ストールストッマ バッグの国内売上ひとつにつき30円を、LGBT+を支援する非営利団体に寄付されます。すでに世界中で350万人以上の方々にご賛同、ご購入いただいています。また、レインボーカラーのENEBY/エネビー Bluetoothスピーカー用フロントメッシュカバーも発売しています。この商品は、イケア・ジャパンのコワーカーが2019年の東京レインボープライドに参加した際に、レインボーカラーのカバーを自分でデザインしたことがきっかけとなり、そこからインスピレーションを得たスウェーデンの開発チームが商品化し、現在では日本を含めた33の国・地域で発売されています。

【Ingkaグループについて】
Ingkaグループ(Ingka Holding B.V. およびIngka Holding B.V.が管理する事業)は、Inter IKEA Systems B.V.とのフランチャイズ契約に基づいて、イケアのリテール事業を所有・運営する12の企業グループの一つで、IKEA Retail、INGKA Investments、INGKA Centersの3つの事業を担っています。Ingkaグループはイケアのフランチャイズ事業の戦略的パートナーとして32か国に380のイケアストアを展開し、2020年度には通算で約8億3,900万人の集客を記録し、約26億人がwww.IKEA.comを訪れています。Ingkaグループは、「より快適な毎日を、より多くの方々に」というイケアのビジョンのもとに事業を展開し、優れたデザイン、機能性、品質、サステナビリティを兼ね備えた商品を、より多くの方にお求めやすい価格でお届けします。

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