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シェアハウスの基礎知識(1)

シェアハウスとは? 3分間でわかる基礎知識

内野匡裕

2016/02/28

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シェアハウスとは?

 ここ数年、注目が集まっている「シェアハウス」という暮らし方。テレビや雑誌に登場しているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

「シェアハウス」とは、自分の個室を持ちながら、キッチンやお風呂、トイレなどをほかの入居者と共有して生活するスタイルの住居です。プライベートな空間を保ちながら、広いスペースや整った設備を利用することができ、ひとり暮らしでは味わえない他者とのコミュニケーションを味わえることが特徴です。

 寮や下宿とは異なり、住人同士で生活することが基本となります。運営事業者は入居者が不自由なく暮らすためのオペレーションを行ない、借り手と同居することはほとんどありません。

 多様化する働き方や合理的でシンプルな生き方を求める人に向けて、近年のシェアハウスはどんどん進化し続けています。以前は外国人の仮住まいという「ゲストハウス」のイメージがあったシェアハウスも、いまでは年齢・性別を問わず住むことができる、さまざまな特色を持った住居があります。

「共有」と「交流」がある空間

 ハウスの雰囲気や利用設備は物件によってさまざまですが、ひとり暮らしとのいちばんの違いは「共有」と「交流」ではないでしょうか。

 オープニング物件の場合は、入居者同士で家具をそろえることもありますが、大型家具や家電など生活に最低限必要なものは事前にそろっていることが多く、それを共同で使うことになります。生活スペース以外に、通常のひとり暮らしではなかなか手が届かない広いシアタールームや防音室が備わっている物件を共有できることも魅力のひとつです。

 また、ひとつ屋根の下で暮らすからには住人との交流も大事にしたいものですよね。テレビを一緒に見ながらの雑談や、料理をシェアすることを楽しんでいる人も多いようです。外部から人を招いてイベントを開催するシェアハウスもあるので、積極的に交流をはかりたい人はよりオープンな環境の物件を選ぶといいかもしれません。

「共有」や「交流」はときに大変なこともありますが、他の人の価値観を知ることができ、自分の視野を広げることができます。個室でのプライベートを保ちながらの共同生活は、人とつながっている安心感を生んでくれるともいえるでしょう。

なぜシェアハウスが人気なの?

 数年前まであまり浸透していなかったシェアハウスも、近年は都心部を中心としてニーズが高まっているといわれています。一般的な賃貸だと制限されてしまうことも、シェアハウスや共同生活によって解決できることも多いのです。

 たとえば「ひとり暮らしもいいけれど、寂しくないか不安」という人であればシェアメイトとの交流を深めるタイプ、「広いキッチンに憧れるけれど家賃が高い」という場合は設備が充実した物件を選んでホームパーティを開くのも楽しいでしょう。

 最近は英会話やヨガなど、学びや趣味をテーマとしたシェアハウスも増えてきています。個人の領域を保ちながら、他人と暮らすことでひとりでは得られない充実感を得られることが人気の理由のひとつと言えるでしょう。

 しかし、一言に「シェアハウス」と言っても住居それぞれに特色があります。設備や立地によってはひとり暮らしと同じくらいの家賃がかかることもあるので「シェアして住むことでよりたくさんのメリットが得られる」と感じた人は検討する価値があるといえます。

 まだ共同生活に対する自信がないという方は週末シェアという選択肢を選ぶこともできます。 ほとんどの人が、家族以外と衣食住を共にしたことがないのではないでしょうか。

 いまやシェアライフは海外生活によって得られるものばかりではありません。私たちのすぐ身近にあるものです。アパートやマンションを探している方や友達同士でのルームシェアを検討している方も、シェアハウスを入居先の候補として加えてみてください。

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この記事を書いた人

株式会社彩ファクトリー 代表取締役

10年前に国際交流経験を求めてシェアハウスに入居。自分自身が体感した「人との交流から得られる気づき、学び、視野の広がり、共に体験し、感動できる喜び」を、社会に受け入れられやすい形にリメイクして届けたいと、シェアハウスの事業化を決意する。 以来、勉強のために10物件に住み、200物件以上を見学、シェアハウス運営会社を副社長として設立し、デザイナーズシェアハウス4件を運営。その後、独立して株式会社彩ファクトリーを設立。 ひとり暮らしでは得られない「体験」の得られる環境にこだわり、コンセプトシェアハウスを17件プロデュース。全330室を運営。 起業家が切磋琢磨を楽しむ「起業家シェアハウス」は、起業家同士が日常的に相談し合い、刺激を与え合い、目標の実現を加速することを目指して運営。共用のセミナールームにてさまざまなビジネスイベントを開催している。これまで4年間運営し、上場企業の創業者や年商50億円規模の経営者も入居している。 また、「英語漬けシェアハウス」では、外国人が20パーセント以上となるように調整し、共用ラウンジでは英語で話すことをルール化、シェアハウス内で週2回の英会話レッスンを開催する。また、毎月国際交流パーティーを開催し、外国人との国際交流を日常化している。 その他、シングルマザーシェアハウス、東大合格シェアハウスなど、多くのコンセプトシェアハウスをプロデュースする。 彩ファクトリー http://irodorifactory.com

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