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【京都で愉しむセカンドライフ】広がる京都――新しい重要文化財でのくつろぎ方(2/2ページ)

奥村 彰太郎奥村 彰太郎

2021/08/27

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開かれるさまざまなイベント

京菓子展の会場にも使われていて、京菓子デザイン公募の入選作品を見学させてもらった。20年のテーマは「禅ZEN」だったが、今年は「徒然草」がテーマになっていて8月末に公募が締め切られ、入選作が10月31日から11月14日まで展示される。
https://kodo-kan.com/kyogashi/

旧三井家下鴨別邸のイベント情報を見ると、通常非公開の2階座敷で魅力的な企画が行われている。庭を眺めながらの京料理の仕出し朝食や昼食を座敷で食べて、食後に3階の望楼を見学する企画。

また、2階座敷でのヨガ教室や、写真家によるポートレート講座、能楽師による能楽講座などを受講できる。残念ながら、8月20日から9月12日までは緊急事態宣言により臨時休館中。

旧三井家下鴨別邸は、開放感のある建物で、感染対策も取られているので、緊急事態宣言が終われば、いろいろな企画を楽しむことができるだろう。


菓子と抹茶


3階建ての主屋

通常公開でも主屋1階の座敷で、庭を眺めながら菓子と抹茶で一休みできる。下鴨神社の参道沿いにあるので、参拝の際には立ち寄りたい場所だ。

【セカンドライフを愉しむ】
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この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランナー&キャリア・カウンセラー

1953年東京生まれ、東京都立大学卒業、株式会社リクルートに入社。進学や住宅の情報誌の営業や企画・人事・総務などの管理職を務め、1995年マネー情報誌『あるじゃん』を創刊。発行人を務めた後、2004 年 ファイナンシャル・プランナー&キャリア・カウンセラーの資格を活かし、“キャリアとお金”のアドバイザーとして独立。企業研修の講師や個別相談を中心に活動中。大学の非常勤講師も務める。東京と京都のデュアルライフを実践中。

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