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中古マンション購入にかかる税金をすべて解説!軽減措置や特例はある?(5/5ページ)

斎藤 岳志斎藤 岳志

2017/10/05

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固定資産税・都市計画税

固定資産税と都市計画税は、不動産を所有していると毎年かかってくる税金です。毎年、1月1日現在の所有者に対して市区町村が課税します。

計算式は次の通りです。

固定資産税=固定資産税評価額×1.4%

都市計画税=固定資産税評価額×0.3%

中古マンションの場合、建物に対しての特例はないのですが、土地に対しては、特例があります。

具体的には、税金計算の基礎になる固定資産税評価額が軽減されます。

固定資産税については、床面積200m2までは固定資産税評価額の1/6に、200m2超の部分については、固定資産税評価額の1/3に。

都市計画税については、床面積200m2までは固定資産税評価額の1/3に、200m2超の部分については、固定資産税評価額の2/3に軽減されます。

詳しくは税務署などに問い合わせてみてください。

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まとめ

税金は、非常に規定が細かいため、面倒に感じる人も多いかと思いますが、ポイントさえ押さえて上手に味方につけることができれば、多くの優遇措置を受けることができます。

ここでご紹介したすべてを覚えていただく必要はありませんが、途中で何度かお伝えした「50m2以上」という面積の要件は、中古マンションを購入される際のポイントのひとつとして押さえておくことをおすすめします。

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この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

FPオフィス ケセラセラ横浜代表 百貨店在職中にファイナンシャル・プランナーの資格を取得。税理士事務所、経営コンサルティング会社などを経て、FPオフィス ケセラセラ横浜を開設、代表を務める。 マイホーム購入・売却相談のほか、不動産投資のサポートも行なっている。株式投資やFXなど一通りの投資を実践した後、2007年より不動産投資をスタート。現在は、自らの資産運用はほとんど中古マンション投資に絞って取り組んでいる。

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