自宅を新築した夫婦がDIYでタイル貼りや外壁板塗装に挑戦! 苦労も吹き飛ぶその仕上がりは?(2/7ページ)
嶋崎都志子
2017/01/26
もともと何らかの形で家づくりに携わりたかった!
自宅の新築工事が決まり、設計士と家づくりの打ち合わせを重ねていくうちに、Tさんご夫婦の間では、自然素材を取り入れた家づくりをしたいという希望が明確になってきました。
そこで、設計士にその希望を伝え、いろいろと相談した結果、家の内壁は調湿効果の高い珪藻土を使った左官壁(塗り壁)にすることを決めました。
いろいろ想像を巡らしながら、「塗り壁の仕上がりは、きっちりとした平滑なものではなく凹凸のあるラフなものにしたい」などと話していくうちに、設計士から「いっそ自分たちで塗ってみてはどうか」と提案されたそうです。
もともと、ものづくりには興味があり、家づくりに何らかの形で携わりたいと思っていたTさんたちは、設計士のこの言葉をきっかけにDIYに挑戦することを決めました。
こうして、「できるところは自分で作業するDIY+プロによる施工」での新築計画がスタートしたのです。
Tさんたちが担当したのは、
・外壁板のオイルステイン塗装
・家のなかの左官(塗り壁)作業
さらに、自分たちで購入してきた輸入タイルのサイズがバラバラだったため、”プロの職人さんに嫌がられるかもしれない”という理由から、思い切って
・キッチンと薪ストーブ周りのタイル・レンガ貼り
も自分たちで行なうことを決めました。
この記事を書いた人
DIYアドバイザー、インテリアコーディネーター
ハウスメーカーや内装会社などでの施工現場経験を活かし、雑誌、テレビのDIY監修やプチリフォームのアドバイスを行なっている。著書に「初めてでも自分でできる住まいの修繕とメンテナンス」(成美堂出版)など。