大阪府庁と大阪城公園を擁する大阪市中央区の賃貸物件

■人口が急増した多彩な顔を持つ地域

中央区は大阪府庁の所在地であり、大阪市を構成する24区の一つです。人口は約9.5万人で、面積は8.87㎢。平成元年に誕生した若い区でもあります。かつてはドーナツ化現象により居住者減少が続いていましたが、現在では官公庁街であり、金融街であり、高校などを擁する文教地区でもあります。住宅地では集合住宅が大半を占め、マンションも増えたこともあり、急速に人口が増加しました。

高齢化率は16.5％。全国平均が26.30％なので、働く世代が非常に多い区だと言えます（2015年）。

■広大な公園には緑が集中！

中央区は古くから栄えた商業地で、難波（浪速区と中央区にまたがっている）を中心に各種鉄道路線や地下鉄の駅が集中しているので、京都や兵庫などにも容易にアクセスできます。公園は30前後ですが、例えば大阪城公園は大阪城天守閣を中心に重要文化財が建ち並ぶだけでなく、音楽堂や野球場なども備えた広大な公園施設となっています。

北大江公園はオフィス街のオアシスのような公園で、周りにはカフェやパン屋などがあり、野外コンサートも行われています。

■大阪市では様々な子育て支援を実施

大阪市では児童手当、こども医療費助成制度の他、市立幼稚園に就園しているお子さんの保育料に対する補助、障がい児福祉手当などが受けられます。他にも住宅支援やひとり親家庭支援などがあります。

■保育所に入るには準備を入念に

2015年における中央区の待機児童数は8名ですが、利用保留数は153名となっている（激戦区と呼ばれる淀川区は186名）ので、これから親になる人は保活の準備を怠らない方が良いでしょう。2016年12月1日時点では、保育所（園）に空きはほとんどないようです。

なお、中央区には私立幼稚園が2園、市立幼稚園が6園あります。中央区には認定こども園はありませんが、地域型保育事業を5箇所で行っています。

■様々な地域に賃貸物件が見つかる

中央区では特に区の中央部にある谷町筋沿いや南船場・松屋町・瓦谷町・島之内などに賃貸物件が集中しています。間取りは1Kや1DKが多い他、少人数向けの物件（1R、1LDK）もよく見つかります。最寄り駅まで徒歩5分圏内の物件が多いのも特徴です。

これは、市内に地下鉄が複数乗り入れているので、駅が各所にあるから。谷町筋沿いの高層マンションなど、比較的新しい物件もありますが、築年数にはばらつきがあります。

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