危険な3つの落とし穴もチェック!(3/3ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/10/18
それでも賃貸住宅を建てての相続税対策は、現制度上は大変有効です。上手に使いこなせれば、被相続人はたくさんの財産を相続人に残し、未来への資本としてやることができます。
また、個人の資産が賃貸住宅に変わることは、人間にとって大切な住居というかたちで、資産価値が人々にシェアされることでもあります。ある意味では、社会貢献ということもできるでしょう。
では、そのためには何をすべきか?
まずはできるかぎり質のよいアパートやマンションを建てたいものですよね。それらは被相続人である父母や祖父母らが、生きた証として社会に残すものでもあるのですから。
相続人よし、被相続人よし、社会よしの「三方よし」こそが、ここでの心構えの基本です。
(文/朝倉継道 画像/123RF)
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