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火災保険の無駄をなくす

意外と多い重複契約――しっかりとした補償を管理するには(3/3ページ)

平野 敦之平野 敦之

2019/12/21

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火災保険を重複して複数加入しないようにするポイント

このように火災保険の重複契約は、ストレスになることの方が多いのが現実です。例えば住宅ローンを組んだときに金融機関でそのまま火災保険に加入するケースも珍しくありません。

火災保険の重複を避けるためのポイントについてまとめておきましょう。一般的な専用住宅なら付帯する契約は次のものがあります。

・建物:火災保険、地震保険
・家財:火災保険、地震保険

保険の目的に分けると建物と家財、それぞれに火災保険と地震保険があります。これらをすべて加入すればフルに加入していることになります。

保険証券などにメモ書きなどでどこに何をつけているか分かるようにかいておきましょう。増築したりする場合など住まいに変化がある際も保険にも手を入れる必要があると覚えておいてください。その上で火災保険の相談をする、加入する際にはこれらのことを相手にきちんと伝えることを忘れないようにしてください。

 

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この記事を書いた人

平野FP事務所 代表 CFP ®認定者、1級FP技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー

東京都出身。証券会社、損害保険会社を経て実務経験を積んだ後に1998年から独立して活動をはじめてFP歴20年以上。また相談業務を受けながら、中小企業の支援にも力を入れている。行政機関や大学での非常勤講師、企業研修などセミナーや講演も多数。メディアでの執筆記事も多く、WEBに公開されているマネー記事は550本以上。2016年にお金の情報メディア「Mylife Money Online」の運営を開始。主な著書に「いまから始める確定拠出年金投資(自由国民社)」がある。誰もが自分らしい人生を安心して豊かに過ごすため、「お金の当たり前を、当たり前に。」をモットーに活動中。「Mylife Money Online」のURLはコチラ→ http://mylifemoney.jp

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