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離婚後、子どもを元夫に会わせたくないママへ〜共同養育コンサルタントしばはし 聡子コラム〜(2/3ページ)

しばはし聡子しばはし聡子

2019/03/27

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◼️面会交流に向き合うには

「子どものため」に苦しくなってしまう場合は、まずは「自分のため」と発想を変えてみるのもひとつ。自分のためとは、具体的にはどのようなことなのでしょう。

◆元夫の存在を乗り越える

元夫と関わることがストレスであるがゆえに関わらないように回避し続けていると、その間ずっと追われ、せっかく離婚したのに解放感がない日々が続きます。

その状況を打破するには、そのストレスの根源である元夫と向き合って乗り越えること。もちろん、元夫側も穏やかに接することなど努力は必須ですが、一度勇気を出して向き合った方が、面会交流でのやり取りでのストレスは軽減され自分自身が楽になれることもあるかもしれません。

◆ひとりの時間を確保できる

毎日、家事に育児にシングルマザーは多忙な日々。シッターなどに預けると費用がかかってしまいますが、面会交流は当然費用はかかりませんし延長も可能。さらには、面会交流中に勉強を教えてもらったり、子どもがほしいものを買ってもらったり、美味しいものを食べさせてもらったりすれば、一石三鳥です。

面会交流の間は、ひとりの時間を過ごせますから、気分転換に食事に行ったり趣味の時間を過ごしたり、有効に時間を活用できますね。

元夫を「頼る」と思うとなかなか踏み出せませんが、心の中で「活用する」と割り切ることもコツといえます。

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この記事を書いた人

一般社団法人りむすび 共同養育コンサルタント

1974年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。自身の子連れ離婚経験を生かし当事者支援として「一般社団法人りむすび」を設立。「離婚しても親はふたり」共同養育普及に向けて離婚相談・面会交流支援やコミュニティ運営および講演・執筆活動中。 *りむすび公式サイト:http://www.rimusubi.com/ *別居パパママ相互理解のオンラインサロン「りむすびコミュニティ」 http://www.rimusubi.com/community *著書「離婚の新常識! 別れてもふたりで子育て 知っておきたい共同養育のコツ」️

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