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「面会交流」元夫と関わりたくない…そんなときは第三者機関の利用を 〜共同養育コンサルタントしばはし 聡子コラム〜(3/3ページ)

しばはし聡子しばはし聡子

2018/10/19

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◾️いずれは第三者機関を卒業して親同士で

これらのサポートは、夫婦関係が破綻しどうしても直接関わることができない場合でも、親子関係を途切れさせないための支援です。年単位で利用すれば費用もかかりますし頼りっきりになってしまいます。

子どものために親同士の関係は続くことに慣れていくためにも、いずれはサポートなしで親同士でやりとりができるようになることを前提で利用するとよいですね。

例えば、付き添い支援から始めた場合は、引き受け渡しを経て、連絡仲介に移行し、いずれは直接やりとりできるようになることが理想的です。

本来、面会交流は親子での交流を深めるためのものであり、第三者はいないに越したことはありません。最初のきっかけづくりとして利用するのは有効ですが、お子さんが心から安心して楽しめるように、少しずつお互いが冷静に親同士として歩み寄る努力していくことも大事ですね。

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この記事を書いた人

一般社団法人りむすび 共同養育コンサルタント

1974年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。自身の子連れ離婚経験を生かし当事者支援として「一般社団法人りむすび」を設立。「離婚しても親はふたり」共同養育普及に向けて離婚相談・面会交流支援やコミュニティ運営および講演・執筆活動中。 *りむすび公式サイト:http://www.rimusubi.com/ *別居パパママ相互理解のオンラインサロン「りむすびコミュニティ」 http://www.rimusubi.com/community *著書「離婚の新常識! 別れてもふたりで子育て 知っておきたい共同養育のコツ」️

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