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キッチン、和室、寝室に適した照明と明るさのポイント(2/2ページ)

MieMie

2020/12/09

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寝室の照明は寝ているとき、作業をするときを考慮して照明を選ぶ


イメージ/©︎paylessimages・123RF

「寝室」の照明計画のポイントは、寝室内で照明が必要な動作について考えておくことです。

例えば、着替え、就寝前の読書、部屋置きのクローゼットの衣類の出し入れ、ドレッサーでのメイクなどといった、それぞれの作業に必要な照度と、就寝時、起床時に必要な照度には差があるため、それぞれの目的に適した調光性のある照明器具を用いるのがよいでしょう。あるいは2種類以上の照明器具を用いて用途別に使い分ける方法もよいでしょう。

いずれにしても、注意点は就寝や起床の際に照明器具の光が直接目に入らないようにすること。そのためには仰向けで寝た際に顔の真上に照明器具が配置しないよう配慮します。

ドレッサールームでの間接照明も有効な方法


イメージ/©︎paylessimages・123RF

「ドレッサールーム・洗面室」の照明計画のポイントは、鏡に向かった際に顔がハッキリと見やすく、肌色が正確に見えて、顔の陰影があまり強く出ない見え方にする光源を選ぶことです。

そこでミラーの左右にブラケットライトと上部にダウンライトをつけて、三方から照らすようにするのがよい方法です。このほかにもミラーの後ろに間接照明で天井を照らして、その反射光で顔を照らすという方法もあります。

このように住む人、どの部屋で、どういった用途など、それぞれに適切な照明計画を用い、居心地のよい空間作りをすることが快適なライフスタイルへとつながります。

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この記事を書いた人

MIE色彩研究社代表

自由が丘産能短期大学能率課インテリアコーディネーター課程卒業。産業能率大学情報マネジメント学部卒業。東京商工会議所カラーコーディネーター検定試験認定講師。電子機器製造メーカー、産業機械商社に勤めながら、社会人学生として産業心理学を学び、色彩と人間の意識との深い結びつきに共感。さまざまな社会経験を通して、色彩と人の意識に関わる数多くの実証の基、色彩スペシャリストとして事業を展開。東京都中央区銀座のオフィスではこれまでに培ったパーソナルカラー、空間色彩、商品色彩、カラースクール、色彩セミナーなどを個人、法人を問わず全国で行っている。趣味は街散策。

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