分譲マンション特化型賃貸経営 幸せな時間を過ごせる “分譲マンションの魅⼒”とは(3/5ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2021/07/01
物件の良し悪しを可視化し、⾒極める
——かなりハイペースで購⼊されていますね。
12年から物件を購⼊し始めて、18 年に⼀旦購⼊をやめました。分譲マンションのコンサルティング業に専念するため“買わない宣⾔”をしたのです。しかし、⾃分はマンションが好きで、購⼊することでワクワクするし、経験値も増えて⾃分の勉強にもなる。購⼊をやめたことで実践することは⼤事だなと実感しました。そして買わない宣⾔を撤回し、今年2⼾購⼊するという⽬標設定を掲げました。⾃分で名付けた肩書きですが、「分譲マンションコレクター」と名乗るほどマンションが好きで、趣味のひとつなんです。今後も、さまざまなかたちでマンションにかかわりたいと思っています。
横山さんが所有する分譲マンションの外観(左)とエントランス(右)/撮影 横山さん
——横⼭さんはマンションの購⼊の仕⽅に特徴があると聞きました。
私は、「⾃⼰資⾦を必要としない購⼊⽅法」を実践しています。
私が賃貸経営を始めた頃は、分譲マンションを区分で購⼊して賃貸として貸し出すという経営をしている⽅が少なかったんです。購⼊するときは、それほど⾼額ではないのでキャッシュの場合も多いのですが、私にはその考え⽅はなく、⾃分なりに作り出した⽅法が「全額融資で購⼊する」という⽅法です。キャッシュだと⾃⼰資⾦も必要ですし、物件を増やすことに時間がかかります。全額融資で購⼊すると短期間で複数の物件を購⼊することができるんです。実のところ……⾃⼰資⾦がなかったということもあるんですけどね(笑)。
——物件を選ぶ基準というのはあるのでしょうか。
基準というのはないと思います。さまざまな物件があって、いいところも悪いところも絶対にある。物件を可視化し、総合的に判断することが⼤切ですね。悪い部分を⾃分で解決できるのか、できないならやめたほうがいいですし、それを超すほどのいい部分があるのなら購⼊に踏み切ることもあると思います。
この記事を書いた人
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