空室期間短縮への近道! 暮らしをイメージさせる「ホームステージング」(5/5ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2020/06/23
物件を愛する気持ちは入居者に伝わるもの
──とはいえ、ホームステージングには「センス」が必要な気がします。ホームステージングは難しいと感じるオーナーも多いかもしれません。
そう感じる方もいらっしゃると思いますが、ホームステージングも“慣れ”です。少しずつチャレンジしていればいずれ上手にできるようになります。
ホームステージング事例/before(上) after(下)
──ホームステージャーの資格を持つ方にホームステージングをお願いするということも可能ですか。
もちろんです。協会にご相談いただければ、ホームステージャーをご紹介することもできますし、ホームステージングのアドバイスもさせていただきます。また、協会ではホームステージャー認定資格講座「ホームステージャー2級・1級」も開講していますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
──最後に、オーナーにメッセージをお願いします。
ホームステージングは、モデルルームのようにいきなり難しいことをする必要はありません。大切なことはオーナーさんご自身が「お部屋を愛している」こと。ホームステージングをすることによって、その気持ちが入居者さんにも伝わるのです。そのためには管理会社にばかり管理を任せるのではなく、オーナーさんご自身が物件に足繁く通って様子を見たりお掃除したりしてみてください。ご自身のお部屋を大好きでいればきれいな物件を保つことができ、質のいい入居者さんが入ってきて、長く住み続けてくれるというプラスのスパイラルが生まれると思います。
この記事を書いた人
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