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ライバル物件の賃料を探る!

便利なツール「LIFULL HOME’S プライスマップ」(4/4ページ)

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その場合、画面を下にスクロールすると、その部屋の賃料(または売出価格・同上)が出てきます。すなわち、現在の募集賃料です。こちらと、さきほどの過去賃料とを併せて、ご参考にしてください。

本来は売却・投資のためのツールです
この「LIFULL HOME’S プライスマップ」は、本来は、分譲マンションを売却したい人を主な対象としたツールです。いわば、査定対策です。


自宅マンションを売るとすれば、その相場はどのくらいになるのか?不動産会社の査定を受ける前にこのツールで調べておけば、それがひとつの指標となります。


そこに、LIFULL HOME’Sさんがさらにデータを加え、その部屋を貸し出したときの想定賃料も割り出せるかたちにしています。


また、分譲物件だけでなく、いわゆる1棟ものの賃貸アパート・マンションのデータも加えることで、この「プライスマップ」は、一定地域における家賃とその推移をかなりの程度把握できるものとなっているわけです。


というわけで、


「参考賃料」のみ表示されている物件は、非分譲の賃貸アパート・マンション。「参考価格」「参考賃料」両方に数字が入っている物件は、いわゆる投資用マンションも含む区分所有物件。そのように見分け、数字を見ていくとよいわけです。


なお、前者のデータについては、LIFULL HOME’Sさんでの過去の掲載データがそのまま反映されているはずですが、後者の区分所有物件については、「これまでLIFULL HOME’Sが蓄積してきた物件情報と独自開発の不動産参考価格算出システムを使って導き出した」と、いうことになっています。


つまりこちらは、過去の掲載データに加え、独自計算による算出・調整がある程度加わっているものと見ておくのがよいでしょう。


(文/朝倉継道)

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この記事を書いた人

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