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日本の将来はどうなる?

数字で読み解くこれからの日本、いまの日本(1/4ページ)

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どうなる?これからの日本

■2025年

年々減り続ける出生数。出産できる女性が激減し、それにともない出生率低下を止めることができないでいる。しかも、2020年には団塊ジュニアが50代に入り、女性の2人1人が50歳以上になり、出産適齢期(19歳から39歳)の女性の数も減少。そのため合計特殊出生率を上げても、出生数は増えないという状態に陥っている。結果、2025年の出生数は80人万を割り込み78万人まで減少。しかも、2026年は丙午にあたり、これまでの習慣では出生数が大幅に抑えられる可能性もある。

一方、死亡数は150万人を突破し153万人に達し、人口減少の波が東京にも押し寄せてくる。前年の2024年には3人1人が65歳以上となり、日本は「超高齢者大国」へと突入する。

また、2015~25年の10年間には生産年齢人口(15歳から64歳)が544万人減少するというこれまでにない経済的インパクトが待ち構え、日本の生産力がどうなっていくか予測できない状態にある。

■2035年

出生数は71万人と70万人台を維持できるものの、団塊世代が85歳を超えることから死亡者数が165万人とピークに達するのがこの年。

生産年齢人口も減り続け6343万人。男性の3人に1人、女性の5人に1人が生涯未婚となり出生率は依然として厳しい状態が続く。また、18歳人口が100万人を割り込み大学の運営が厳しくなってくる。
 
2033年には全国の住宅の3戸に1戸が空き家になると予測されている。

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