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融資実行日とは? 何をする日なの?

住宅ローンの融資実行日までの流れは? 申し込みから融資実行までの4つのステップ(3/4ページ)

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<ステップ3>金銭消費貸借契約を結ぶ


© tatsushi – Fotolia

本審査が通って、融資の承認が下りたら、金銭消費貸借契約を結びます。これが住宅ローンの契約になります。

金銭消費貸借契約というのは、聞きなれない言葉かもしれませんが、住宅ローンに限らず、金融機関からお金を借りる場合に必ず結ぶ契約です。

この金銭消費貸借契約書には、融資を受ける金額や返済期間など、融資の条件が記載されることになるので、必ず内容を確認してください。融資実行日(住宅ローン融資を受けたお金が口座に振り込まれる日)についても忘れずに確認しておきましょう。

なお、実際の契約手続きは、金融機関の営業時間内に窓口で行なうケースが多いので、有給休暇を取得するなど、スケジュールを早めに調整しておきましょう。

営業時間外や土日に対応してくれる金融機関もあるようなので、あらかじめ融資を受ける金融機関に確認しておくといいでしょう。

<ステップ4>いよいよ融資実行! マイホームの引き渡しも行なわれる

融資実行日は、金融機関によっても違いがありますが、金銭消費貸借契約を結んでから、だいたい3日〜1週間程度と考えておけばいいでしょう。

ですから、売買契約を結んでから住宅ローンの融資が実行されるまでは、短くても2週間以上、一般的には1カ月~1カ月半程度はかかると考えておいてください。

融資実行日には、不動産会社の担当者や司法書士、売り主、買い主が立ち会って、残金決済を行ないます。

残金決済とは、マイホームの購入価格から手付金を差し引いた残りの金額を支払うことです。そのため、融資実行日と決済日を同じ日に調整する必要があるのは前述した通りです。

残金決済が済むと、マイホームの所有権移転登記が行なわれます。これには、登記費用として登録免許税と司法書士に支払う報酬が必要です。登記費用は、融資実行日の当日、現金で支払うケースが多いようなので、忘れずに準備しておきましょう。

このあたりの段取りも、金融機関や不動産会社の担当者に確認しておくのを忘れないでください。

残金決済と登記が終わり、鍵の引き渡しが行なわれれば、いつでもマイホームに入居することができるようになります。

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この記事を書いた人

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