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融資実行日とは? 何をする日なの?

住宅ローンの融資実行日までの流れは? 申し込みから融資実行までの4つのステップ(2/4ページ)

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<ステップ1> まずは事前審査(仮審査)を申し込む

住宅ローンの事前審査を申し込むのは、一般的には、購入する物件が決まって、購入の申し込みをしたタイミングになります。

事前審査の結果が出るまでは、だいたい3日~1週間くらいかかります。

住宅ローンは、不動産会社などの提携ローンを利用することもできますし、自分で選んだローンを利用することもできます。

詳しくは後述しますが、実務上、住宅ローンの実行日には、マイホーム購入代金の決済と鍵の引き渡しも行なわれることになります。そのため、住宅ローンの融資実行日とマイホームの決済日が同じ日になるように調整しなければなりません。

不動産会社などの提携ローンを利用する場合は、不動産会社と金融機関との間で、融資実行日と決済日が同じ日になるように調整してくれます。

不動産会社の提携ローンを利用する場合、優遇金利で借りられることも多いので、特別な事情や希望がなければ、提携ローンを利用したほうが手続きをスムーズに進められると言えるでしょう。

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<ステップ2>不動産の売買契約を結んだら本審査を受ける

事前審査の次は本審査です。

住宅ローンの事前審査が通ったら、手付金を支払って不動産の売買契約を結び、住宅ローンの本申し込みを行ないます。その際に行なわれる審査が、本審査です。

この本審査に通ると、融資が承認されて住宅ローン融資を受けられることが決定します。

本審査の結果が出るまでの期間は、金融機関や申し込みをした人の状況によって多少の違いがありますが、おおむね2~3週間程度かかります。もちろん、もっと早く終わる場合も、逆にもっと時間がかかる場合もあります。

審査で何か問題が出てきた場合などは、通常より審査に長い時間がかかることもあるようです。

ちなみに、買い主の都合で不動産の売買契約をキャンセルした場合、手付金は解約金として扱われ、返してもらうことができません。

ただし、住宅ローンの審査が通らなかったために売買契約をキャンセルする場合、契約書に住宅ローン特約が盛り込まれていれば、手付金を取られてしまうことはありません。

売買契約に住宅ローン特約が盛り込まれているかどうか、必ず確認するようにしてください。

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