ウチコミ!タイムズ

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン

株価の一番底を確認の3つの指標――5月の推奨株22銘柄(3/3ページ)

望月 純夫望月 純夫

2020/05/13

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

二極化するREIT――注目の投資信託

不動産投資信託(REIT)市場で二極化が鮮明となっている。3月に乱高下した東京REIT指数は新年度に入り膠着しているものの、個別に見ると物流系の上昇が際立つ一方で商業系やオフィス系は軟調だ。

世界的な金融緩和による低金利環境で、相対的に高い利回りを狙う資金が流入しやすいのだが、投資家はコロナ禍の長期化に備えて銘柄選別を強めている。

物流不動産に関するサービス全般を事業領域とするシーアールイー(3458)が運用する物流施設特化型REIT(不動産投資信託)は、テナントに応える良質な物流関連施設「ロジスクエア」に重点を置いたポートフォリオを展開しており、中期的な資産運用、明確な外部成長戦略を特徴としている。

REITについては、新型コロナウイルスの感染拡大によって、オフィスやホテルREITへの警戒が根強く、ただ物流施設の重要性は増しており、投資家の関心も高まっている。

幅広いJリート銘柄に投資するETFは、大半が東証REITに連動するため、市場全体の価格回復の恩恵を受けやすく、投資単位も同指数の10倍と少額で投資が可能。ETFで投資するなら一定額を定期的に継続投資する方法が有効だ。

※本稿は、投資における情報提供を目的としたものです。株式の売買は自己の責任において、ご自身の判断で行うようお願いします。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

この記事を書いた人

コンサルタント、ラジオパーソナリティ

1971年慶應大学法学部卒、同年山一証券入社。1985年新本証券国際部入社、パリ駐在員事務所長を経て企業部にて新規公開企業の実務に携わる。 1998年退職後、コンサルタントとして独立。著書に『株をやさしく教えてくれる本(あさ出版)などがある。フジサンケイビジネスアイ株式初級講座、ラジオ日経の「株式宅配便」のパーソナリティを務める。

ページのトップへ

ウチコミ!