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かんぽ生命問題でクローズアップ

保険の「二重払い」「無保険期間」問題とは?(3/3ページ)

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加入している保険を理解しておくことが重要

通常は起こり得ない問題とはいえ、営業担当者とのやりとりや契約について、契約者自身も次のような点に注意を払っておく必要はあるでしょう。

【トラブル回避のチェックポイント】
□同じような保障に何本も加入していないか
□何回も繰り返し加入し直していないか
□「これは解約しないでください。半年後に解約しましょう」などと言われていないか
□無保険期間が発生しないか


また、保険商品は、医療の進化とともに変化していきます。そのため、かなり昔に加入した保険がいまの医療制度とかみ合っていなかったり、あるいは似たような保険に加入していたりといったケースもあるかもしれません。

たとえば、入院給付金の支払い対象となる日数について、過去には8日以上や20日以上入院しなければ給付されなかった保険も多かったのですが、現在は日帰りや1日目から給付される保険が多くなっています。

そこで、加入中の保険商品を確認したり見直したりする際、次のようなポイントをチェックしておきましょう。

【保険の確認&見直しのチェックポイント】
□いつ加入したか
□保障額はいくらか
□保険料が支払われる条件はどのようなときか
□加入している保険が本当に自分に必要な保障なのか

保険をチェックする際に大切なことは、「なんのために自分がその保険に加入したのか」、そして「加入している保障内容をきちんと理解する」ということです。

もしも、保険証券を見てもよく分からない場合は、家族と相談したり、専門家に聞いたり、あるいは「保険クリニック」などの保険ショップの窓口で相談してみることをおすすめします。

また、かんぽ生命でトラブルに巻き込まれた方は、郵便局を信頼しきっていた高齢者に多い傾向にあります。これを機会に、親御さんの保険もチェックしてみてはいかがでしょうか。


■取材協力:保険クリニック
1999 年に日本で初めて*オープンした保険ショップ。
日本の約90%の世帯が加入している生命保険を、視覚的に分かりやすくご説明す
るために、保険分析・検索システム『保険IQ システム』を独自に開発している。
保険商品の検索や比較の機能を追加し、保険の現状把握からお客さまに合わせ
た プランのご提案まで、全国の『保険クリニック』でお客様にとって適切な保
険選びをサポートしている。
*「日本初の来店型乗合保険ショップチェーン※」※店舗数11店舗以上または年
商10億円以上をチェーン店と定義 東京商工リサーチ調べ(2018年6月)

『保険クリニック』へのご相談はこちら↓
https://www.hoken-clinic.com/

 

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この記事を書いた人

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