これさえ知っておけば、保険で失敗することはそうはない!(4/4ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/05/28
こうした保障内容と前項で説明した3つの種類の保険を組み合わせて、さまざまな保険ができあがります。
「特定疾病保障定期保険」
→保険の種類=定期保険/保障の種類=死亡保険
特定疾病保険契約期間内にがん、脳卒中、心筋梗塞などの特定疾病にかかったときの医療保障と、死亡した場合、保険金が支払われる掛け捨ての保険
「終身医療保険」
→保険の種類=終身保険/保障の種類=医療保険
死亡するまで一生涯の間、医療保障がついている保険
また、新聞やテレビのニュースなどで「第三分野の保険」などという言い方を耳にしますが、これは、保険について定めた「保険業法」をもとにした分け方です。
第一分野は生命保険会社が販売する保険、第二分野は損害保険会社が販売する保険、第三分野は生保、損保の区別がなく販売できる保険になります。保障内容別に大ざっぱに区分すると次のようになります。
第一分野=①死亡保険、④年金保険
第二分野=⑥損害保険
第三分野=②医療保険、③特定疾病保険、⑤介護保険
わかりやすくいうと、自分が死んだときや、年を取ったら受け取れるのが第一分野。他人やモノへの保障が第二分野、自分が病気などになって生きているときに受け取るのが第三分野と考えると、わかりやすいでしょう。
いずれにしても、保険はこれらの基本パターンの組み合わせで、万一の際に受け取る保険金額、条件などによって支払う保険料が決まります。まずはそれがどんな保険に分類されるかを把握し、そのうえで個別の補償内容を見ることがポイントです。
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