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生命保険の基礎知識

これさえ知っておけば、保険で失敗することはそうはない!(2/4ページ)

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保険の基本は3つの種類

一見すると複雑に見える保険ですが。その基本的な構造は3つの種類と次項の6つの保障内容を知っていれば、どんな保険でもだいたいのことは理解できます。

①定期保険
保険期間を10年、15年という年数や60歳までというような年齢で区切り、保障を一定期間に限定した保険です。
「掛け捨て保険」といわれる保険で、基本的にこのタイプの保険には満期金はありません。そのかわり安い保険料で、大きな保障をつけられるのが最大の特徴です。ただし、保険期間を終了して、同じ保障内容で保険期間を更新する際には、保険料が大幅に値上がりするといった面があります。

②終身保険
保険期間を限定せず、死ぬまで保障が続く保険です。死亡保険であれば、必ず保険金が受け取れます。保険料の払い込みは一定年齢で終わらせるタイプと一生涯続くタイプがあります。
保険料は、定期保険に比べて高く、次に説明する養老保険に比べて低い中間的な保険です。掛け捨て保険とは違い、基本的には解約した際に返戻金があるのがこの保険の特徴です。解約返戻金の戻り額を少なくしたり、なくすことで保険料を低くしたものあります。

③養老保険
定期保険のように保険期間は一定期間に限定されますが、満了した際には満期金が受け取れる保険です。また、払い込み途中で死亡した場合、満期金と同額の保険金を受け取る保険です。
貯蓄をしながら保障もついているのが、このタイプの保険の最大の特徴ですが、その分、保険料が高くなります。

このほかにも「定期付終身保険」「変額保険」「逓減定期保険」など、さまざまな名前のついた保険がありまが、これらの保険は、この3つの保険をベースにいくつかを組み合わせたり、積み立て部分の運用方法を変えたり、保険金の支払い方法を変えるなどしているものです。
どの保険がよいかの判断は、その保険の目的によって変わるといえます。
たとえば、子どもが高校生で、大学を卒業して社会人になるまでの万一の保障で保険料を安くしたいということであれば、その期間だけをカバーする「定期保険」。一生の保障が必要ということであれば「終身保険」となります。

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この記事を書いた人

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