子どもが父親からプレゼントをもらってきた時どうしていますか〜共同養育コンサルタントしばはし 聡子コラム〜(3/3ページ)
しばはし聡子
2019/01/30
◾️父親が気をつけること
子どもとたまにしか会えないと、つい子どもが喜ぶからといろんなものを買ってあげてしまいがちに。会うたびに買ってあげると、プレゼントの特別感もなくなってしまいますし、買い物目当てになんてことにもなりかねません。また、躾という点でも気をつけることも必要です。
ものを買うよりも、一緒に過ごす時間の中で、体を動かしたり父親ならではの経験を与えることができるとよいですね。
また、プレゼントを渡す時には、事前に母親側に伝えておくとよりスムーズです。また、現地で購入する土産グッズなども、子どもが板挟みにならないよう、どの程度のものであればよいかなど親同士事前にすり合わせをしておけるとよいでしょう。
◾️さいごに
離婚するほどの相手と関わっていくことは容易なことではありません。しかしながら、子どもが親の顔色を見て気を使う場面が極力ないように、子どもが喜ぶことを一緒に喜んであげられるよう親としての心得を持つように心がけていくことが大切ですね。
この記事を書いた人
一般社団法人りむすび 共同養育コンサルタント
1974年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。自身の子連れ離婚経験を生かし当事者支援として「一般社団法人りむすび」を設立。「離婚しても親はふたり」共同養育普及に向けて離婚相談・面会交流支援やコミュニティ運営および講演・執筆活動中。 *りむすび公式サイト:http://www.rimusubi.com/ *別居パパママ相互理解のオンラインサロン「りむすびコミュニティ」 http://www.rimusubi.com/community *著書「離婚の新常識! 別れてもふたりで子育て 知っておきたい共同養育のコツ」️