施工や手入れがしやすく高級感も出る床材「フロアタイル」とは?(3/4ページ)
内村恵梨
2019/07/03
フロアタイルで実現できること
(写真③ 部屋のイメージに合わせて選べる)
フローリング調のものだけでも非常にたくさんの色や柄があり、材料の横幅も異なります。
幅(長方形の短い方の長さ)は、100mmや150mm、180mmなど種類がありますが、幅広のものが現在はトレンドのようです。
写真右のようにグレーがかった、エイジドウッド風のものを使えば、部屋は明るい雰囲気になり、カフェのようなおしゃれな空間に。
一方、写真左のようなブラックでつるつるとしたフロアタイルを使えば、都会の高級なマンションのような非日常感が演出できます。
ナチュラル系、ビーチリゾート風、カフェ風、北欧風など、好みのイメージに合わせて選べるのが嬉しいですね。
気になる材料のお値段は?
フロアタイルの価格は、平米4,000円~8,000円程度です。6畳の部屋が約10平米とすると、材料代は約40,000円+フロアタイル用糊約4,000円となります。
表はクッションフロア、フロアタイル、フローリングと比較したものですが、クッションフロアよりは高級感は出したい、けれどもフローリング工事をするのはちょっと……というときにちょうどいい床材がフロアタイルです。
この記事を書いた人
匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)
匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/