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「セルフリノベーション 壁紙張り換えの巻②」

国産? 輸入物? 種類と価格、糊の選び方(4/4ページ)

内村恵梨内村恵梨

2018/08/28

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5 材料に糊をつけるにはどうするの?


プロが使っている「糊付け機」

はがせるタイプでない通常の糊の場合、プロは「糊付け機」と呼ばれる機械を使用して、壁紙に糊付けをします。糊付け機は安いもので20万円くらいから、上位の機械になると50万円くらい。自分自身で施工を行う場合、この機械をわざわざ買う訳にはいかないですね。そこで、どうやって塗るかというと、方法は以下の3つになります。

1、 ローラーを使った手塗り
シンプルに、貼る材料の分だけ糊を塗っていきます。メリットは、自分のペースで進められること。たとえば、今日はここだけ貼ろうとか、今週はここを貼ろうなど、一気に作業をするのではなく、少しずつ作業をするといったときに、使う分だけ糊を塗ることができるので、材料が無駄になりません。しかし、デメリットは、糊を塗る手間が増えることと、糊を均等に塗るのが難しいことです。

2、生糊付きのものをネットで購入
車がない、近くにホームセンターもないというような方にはこれが一番楽ちん。
買ったままの状態で密閉してあれば1か月近く保存できます。しかし、一旦開けてしまうと密閉しても1週間くらいが寿命です。

そのため思ったより作業が進まなくて、次に作業をしようとした時には材料が使えなくなってしまう、なんてことも起こります。一気に貼り替える気合の入った方におすすめ。

3、ホームセンターで購入し、糊付けしてもらう
スーパービバホームのような大型のホームセンターには、壁紙が売っていて、さらに必要メーター分糊付けまでしてくれるサービスがあります。ただし、こちらもやはり糊が数日しかもたないので注意が必要です。

今回は、壁紙の種類と糊付けについてまとめました。ネットショップやメーカーのカタログを見ると、壁紙の種類が豊富すぎて、どれを選んだらよいのか迷ってしまいますが、それも楽しみの一つですよね!

第3回は、施工に使用する道具の種類と選び方のポイントをお伝えします。お楽しみに!

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この記事を書いた人

匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)

匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/

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