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DIYでコミュニケーションも広がる

築50年超! 昭和の3K団地を2LDKに。資材費10万円で友人・家族と楽しくDIYリノベーション!(5/5ページ)

嶋崎都志子嶋崎都志子

2017/10/17

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いつでも変更可能!失敗を恐れなくなるDIYの魅力


カラーボックスをリメイクして収納量のある靴箱に

友人、家族たちと、にぎやかにリノベーションしていく上でたくさん得ることがあったというMさん。

家族や仲間と一緒に作業できたことのメリットは、まず、モチベーションを保っていられたこと。ひとりで黙々と作業していたら、きっと8日間という期間では終わらなかったことでしょう。

また、当初予定していたことを、作業段階で友人たちと相談しながら、よりよい形に変更していくことができたのも大きなメリットだったそうです。

たとえば、当初、LDKのキッチンとリビングの間には大きな仕切り壁を作る予定でしたが、友人たちと作業していくうちに、オープンな空間のままのほうが使い勝手がいいだろうという話が出て、変更することになりました。

その他、オープン収納にする予定だったリビングの押入れは、扉があったほうがスッキリするだろうと、友人が木材を調達して扉を制作してくれたそうです。

このように、作業の途中段階でも話し合いながら予定が変更できるのもDIYリノベーションの魅力だとMさんは話してくれました。

最初は失敗しても、解決方法を自分たちで工夫しながら見つけて、次に活かせること。そして、その経験が知識となり、失敗を恐れずチャレンジできるようになったことも大きな収穫だったと言います。

うまくいったこと、うまくいかなかったことを仲間たちと共有し、次に挑戦する人たちにアドバイスしたり、次の機会に活かしたりすることができるのがDIYです。

住まいを綺麗にするだけではなく、人とのコミュニケーションも広げてくれるのも、DIYの魅力なのかもしれません。

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この記事を書いた人

DIYアドバイザー、インテリアコーディネーター

ハウスメーカーや内装会社などでの施工現場経験を活かし、雑誌、テレビのDIY監修やプチリフォームのアドバイスを行なっている。著書に「初めてでも自分でできる住まいの修繕とメンテナンス」(成美堂出版)など。

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