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得する住宅ローン選びの考え方とコツ

住宅ローンをお得に借りたい! 借入れにかかる諸費用を抑えるためにチェックすべき3つの費用(4/4ページ)

横山晴美横山晴美

2017/06/29

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「事務手数料」「保証料」「団信保険料」はいくらかかるのか

それでは、この3つの諸費用が実際にどのくらいかかるのか、【フラット35】のケースでシミュレーションしてみましょう。物件価格4000万円、借入額は3000万円とします。

合計額は約264万8000円と非常に大きな金額になります。諸費用の負担の大きさがおわかりいただけるのではないでしょうか。

保証料は無料ですが、事務手数料は定額制になっています。住宅ローン商品全体の傾向としては、事務手数料が安いと保証料が高くなり、保証料が無料の場合は事務手数料が高くなると言えるでしょう。

ですから、各費用を個別に比べるのではなく、事務手数料、保証料、団信保険料を合わせた合計額を比較したいところです。

税金、登記費用、住宅ローン関連費用など、住宅購入時の諸費用はさまざまなものがかかってきます。種類が多いので煩わしく感じるかもしれませんが、諸費用の負担を減らすには事務手数料、保証料、団信保険料に注目して住宅ローンを選ぶことをおすすめします。

金利と諸費用の両面から検討していけば、お得な住宅ローンが見つかるのではないでしょうか。

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情報提供元:アルヒマガジン( https://magazine.aruhi-corp.co.jp/
記事名:「住宅ローンの諸費用を抑えるためにチェックすべき“3つの費用”とは」( https://magazine.aruhi-corp.co.jp/00000702/ )
(元記事公開日 2017/01/30)

 

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この記事を書いた人

ライフプラン応援事務所代表

ファイナンシャルプランナー(AFP)、住宅ローンアドバイザー。企業に属さない独立系FPとして、2013年ライフプラン応援事務所を立ち上げて以降、住宅相談を専門に扱う。マイホーム相談では保険見直し、教育費、退職後プランなど総合的な視点で資金計画、および返済計画を考案。相談業務のほか、セミナー講師、執筆業など情報発信、啓蒙活動にも力を入れている。 「自分の家計は自分で守る」をモットーに、丁寧でわかりやすい面談が好評。 また、給付金や控除など、消費者のための制度を調べるのが得意で、「ここが使いにくい」「誰のための制度なのか」などとケチをつけるのが好き。

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