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火災保険、2019年1月より保険料改定

そのポイントと注意点(4/4ページ)

平野 敦之平野 敦之

2018/11/20

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火災保険の値上げへの対処

保険料改定については全国平均では値上げとなりますが、すべてのケースで値上げとなるわけではありません。値下げされるケースもあります。保険料率もすべての地域や構造で開示されていないので、細かいところまでは改定が近くなってこないと具体的にはわかりません。

また「物件の所在地」や「建物構造」などによっても改定率が違うのは当然ですが、「建物だけ」、「家財だけ」、「建物・家財の両方」という火災保険の加入の仕方によっても改定幅は変わります。

値上げされるようなら改定前に見直しをすることを考えておきましょう。加入している火災保険の加入時期と満期の時期、火災保険及び地震保険の改定がいつ実施されるかがポイントです。

重要なのは自分のケースでどのように改定されるかです。何年も先の満期は様子見でいいでしょうが、数か月先なら2018年内の見直しも視野に入れておいてください。こうした改定は当面続きますから、改定動向に注意して満期日までにこだわらずに小まめに対処していくことが必要です。

 

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この記事を書いた人

平野FP事務所 代表 CFP ®認定者、1級FP技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー

東京都出身。証券会社、損害保険会社を経て実務経験を積んだ後に1998年から独立して活動をはじめてFP歴20年以上。また相談業務を受けながら、中小企業の支援にも力を入れている。行政機関や大学での非常勤講師、企業研修などセミナーや講演も多数。メディアでの執筆記事も多く、WEBに公開されているマネー記事は550本以上。2016年にお金の情報メディア「Mylife Money Online」の運営を開始。主な著書に「いまから始める確定拠出年金投資(自由国民社)」がある。誰もが自分らしい人生を安心して豊かに過ごすため、「お金の当たり前を、当たり前に。」をモットーに活動中。「Mylife Money Online」のURLはコチラ→ http://mylifemoney.jp

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