塗装も自由! 2x4材と突っ張り金具で「釘打ち」できる柱と壁をつくる(3/4ページ)
嶋崎都志子
2016/11/03
工具は必要なし! 簡単に設置できる!
(写真3)上パッドに木材を差し込む
では早速、柱を取り付けてみましょう。
柱というと大掛かりな印象があるかと思いますが、専用の突っ張り金具と木材を用意すればあとは取り付けるだけ!工具は要りません。
(手順1)
スプリング構造になっている上パッド(天井に固定する部品)に、カットした2x4材を差し込みます(写真3)。
(写真4)上パッドを天井に押し付けてスプリングを縮める
(手順2)
差し込んだ後は、上パッドを上にして柱を立てます。
そのまま、上パッドを天井に押し付けて内部のスプリングを縮めておきましょう(写真4)。
(写真5)滑らせるようにしたパッドを壁につければ完成
(手順3)
滑り止めがついた下パッドを木材にはめて、そのまま床を滑らせるようにして壁まで移動すれば完成です。
柱が垂直になっているかを確認し、軽く揺さぶって強度を確認しましょう。
突っ張り機能がゆるい場合は、付属の「スペーサー」と呼ばれる板を下パッドのなかに入れてバネの力を調節することができます(写真5)。
(写真6)ネジ穴を開けるのも、フックを取り付けるのも自由
(手順4)
設置した柱には、好きな位置に穴を開けたり、フックをつけたりすることができます。
バッグを掛けたり、グリーンを飾ったり、ポストカードを貼ったりと、ネジ穴を気にせずに、自由に楽しむことができますよ!(写真6)
この記事を書いた人
DIYアドバイザー、インテリアコーディネーター
ハウスメーカーや内装会社などでの施工現場経験を活かし、雑誌、テレビのDIY監修やプチリフォームのアドバイスを行なっている。著書に「初めてでも自分でできる住まいの修繕とメンテナンス」(成美堂出版)など。