塗装も自由! 2x4材と突っ張り金具で「釘打ち」できる柱と壁をつくる(2/4ページ)
嶋崎都志子
2016/11/03
用意するのは専用金具と木材だけ
(写真1)スプリング構造タイプの「ディアウォール」(若井産業株式会社)
柱に使用するのは、専用の金具と2×4(ツーバイフォー)材と呼ばれる木材です。
これらを組み合わせて突っ張り機能を持たせることで、木材を天井と床の間にしっかり固定します。
床と天井に大きな突っ張り棒をつけるような仕組みになっている、といったらイメージが湧くでしょうか。
専用金具にはふたつのタイプがあります。
ひとつは、木材を差し込む金具のなかにスプリングが設置されており、そのスプリングの力で柱を固定するタイプ(写真1)。
(写真2)アジャスタータイプの「シンプソン アジャスター金具」
もうひとつは、金具のアジャスターダイヤルを回して、長さを調整することで柱を固定するタイプです(写真2)。
どちらもホームセンターやネットショップで1000円ぐらいから購入することができます。
今回は、スプリング構造タイプを使って、柱を設置してみましょう。
まず、柱を取り付けたい場所の床から天井までの高さを測りましょう。測った長さから45mm引いた長さの2x4材を用意します。2x4材は厚さが38mmもあるのでカットはホームセンターのカットサービスですませてしまうと便利です(1カット50円〜でカットできます)。
天井までの長さの木材を運ぶのはなかなか大変です。
困難な場合は、有料ではありますがホームセンターの配送サービスを利用してもいいと思います。
ホームセンターの木材やサービスについては、以前の記事も参考にしてみてください。
この記事を書いた人
DIYアドバイザー、インテリアコーディネーター
ハウスメーカーや内装会社などでの施工現場経験を活かし、雑誌、テレビのDIY監修やプチリフォームのアドバイスを行なっている。著書に「初めてでも自分でできる住まいの修繕とメンテナンス」(成美堂出版)など。