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血液はお湯で拭き取るのは厳禁です!

醤油やコーヒー、血液まで。しつこいカーペットのシミ、汚れの種類ごとの落とし方(2/3ページ)

桑田 唯桑田 唯

2016/09/07

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醤油やコーヒーなどの水溶性の汚れは中性洗剤で落とす

コーヒーやアルコール、牛乳などの飲み物や、お醤油やソース、ケチャップなどの調味料やアイスクリームの汚れは水溶性の汚れです。水溶性の汚れには、台所用の中性洗剤を使います。

まずは、きれいな雑巾や布に水で薄めた中性洗剤をつけ、ポンポンとたたくように汚れを拭き取ります。牛乳などタンパク質の汚れには、お湯を使うと汚れが固まってしまうので、必ず水で落とすようにしましょう。

その後、水を含ませて固くしぼった雑巾で洗剤の成分を拭き取り、その後乾いた雑巾などで水分を吸い取りましょう。

マヨネーズなどの油性の汚れにはベンジンを

マヨネーズやバター、オリーブオイルなど、油を含んだ汚れは中性洗剤だけでは落ちません。油性の汚れには、ベンジンを使いましょう。ベンジンは原油からつくられた可燃性の液体で、薬局やホームセンターで買うことができます。

まずは少量のベンジンをきれいな雑巾にしみ込ませ、染みをたたくようにして拭き取ります。ベンジンは水で薄めずそのまま使用します。ベンジンには燃えやすい性質があるので、使用中は火を使わないようにしましょう。

次に、中性洗剤を水に薄めて、雑巾に含ませて汚れを拭き取りましょう。その後は水溶性の汚れと同じく、水拭き・乾拭きを行なえば完了です。

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この記事を書いた人

インテリアコーディネーター

大学時代に建築を学び、雑貨バイヤーなどを経てインテリアコーディネーターの資格を取得。海外のインテリアや家具、その国ごとのライフスタイルや歴史に興味を持ち探求中。ワーキングホリデーでパリに滞在する。理想の住まいは、木や石などの自然な素材で作られた、秘密基地のような家。

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