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直射日光、エアコンの風も要注意!

ソファの美しさと座り心地を保つ、正しいお手入れ方法

桑田 唯桑田 唯

2016/09/28

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ソファはリビングの顔ともいえる存在

ソファは、リビングの顔ともいえる存在。家具を選ぶときに、特にソファにこだわった! という人も多いのではないでしょうか。

でも、毎日使うものだけだけに、どうしても汚れてしまいますし、傷みも気になるところです。せっかくのお気に入りのソファなら、なるべくきれいに使って長持ちさせたいですよね。今回は、ソファを長持ちさせるポイントや、お手入れの方法をご紹介します!

食べ物の汚れに注意!

ソファを長くきれいに使うには、日頃の使い方が大切です。ソファの汚れで圧倒的に多いのは、何だかご存知ですか?

それは、食べ物や飲み物による汚れです。最近では、食卓にソファを合わせるソファダイニングも人気なので、どうしても食べこぼしが多くなってしまいます。食べ物の汚れは、放置すると落としにくくなってしまうので、食事が終わったらソファに食べこぼしが残ってないか確認し、もし汚れがついていたらなるべく早く対処するようにしましょう。

また、いつも同じ場所に座っていると、ソファのクッションが型崩れを起こしたり、へたりが生じてしまったりするものです。その原因は、同じ場所に力が加わり続けるから。型崩れや、へたりをできるだけ防ぐには、時々は座る場所を変えて同じ場所に座り続けないようにしましょう。羽毛などの柔らかいクッションの場合は、クッションの形を整えたり、軽くたたいて空気を入れてあげたりすると、座り心地をキープしやすいです。

直射日光やエアコンの温風が当たらない場所に

さらに、ソファの置き場所も重要です。直射日光が当たると、変色や劣化が起きてしまうので、なるべく窓から離して置く、もしくは直射日光が当たらない場所に置くようにしましょう。間取り的に窓の近くしか置けない場合は、ソファカバーを使うことも検討してください。

また、エアコンやヒーターなどの温風が当たると、こちらも劣化の原因になります。暖房器具からはなるべく離れた場所に設置しましょう。また、本革のソファは湿気にも弱いので、加湿器なども近くに置かないようにしましょう。

合皮・本革のソファのお手入れ方法

次に、革張りソファのお手入れについてです。革張りのソファは、柔らかくてキズがつきやすいため、掃除機は使わないようにしましょう。

毎日のお手入れは、柔らかい布を使った乾拭きで行ないます。もし、汚れが気になる場合は固く絞った雑巾で水拭きをした後、乾拭きして水分をきっちり取ってあげましょう。特に本革は水分に弱く、シミやシワの原因ともなるので、しっかり乾拭きをしましょう。合皮の場合は、薄めた中性洗剤を使うこともできます。

本革の場合は、革用クリームやオイルを塗って保護塗膜をつくってあげることが重要です。革の種類や仕上げ方法によって、適切なクリームやオイルが変わってくるので、事前に調べておきましょう。素材がわからないけれど市販のクリームを使いたいという場合は、変色してしまう可能性もあるので、必ず目立たない場所でテストするようにしましょう。

以上、ソファのお手入れ方法や日頃気をつけるべきポイントをご紹介しました。ソファは毎日使うものなので、日々の習慣やお手入れ方法が後々響いてきます。1日に1分でいいので、ソファを整えてあげる習慣をつくると、美しさく長持ちしやすいですよ。

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この記事を書いた人

インテリアコーディネーター

大学時代に建築を学び、雑貨バイヤーなどを経てインテリアコーディネーターの資格を取得。海外のインテリアや家具、その国ごとのライフスタイルや歴史に興味を持ち探求中。ワーキングホリデーでパリに滞在する。理想の住まいは、木や石などの自然な素材で作られた、秘密基地のような家。

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