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美しく見せる収納にも役立つスグレモノ

急な来客時にもサッと片つく、北欧流「かご」を使った収納テク(2/2ページ)

パップ英子パップ英子

2016/03/06

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モノが増えてしまいがちなリビングでも


出所:westelm.com ( http://www.westelm.com/ )

次はリビングルームです。リビングにはだいたいテレビやソファ、そしてサイドテーブルなどがあるお宅が多いと思います。

ゆっくりお茶を飲んだり、テレビを見たり、雑誌や新聞に目を通したり。皆さん、自宅にいる時はきっと、リビングで過ごす時間が長くなる場合が多いのではないでしょうか? 過ごす時間が長ければ長いほど、その部屋にはモノが増えていくのもご自然なことです。

リビングでよく見かけるモノといえば、雑誌や本、ゲーム用品やオーディオ製品、そして新聞…。特に新聞のなかには折込チラシが含まれることが多々あり、紙だらけになってしまう場合も。

上の写真に映るリビングルームには、天然羊毛で編まれた、オシャレな幾何学模様のかごが複数あります。そのなかのひとつに、新聞紙や雑誌が入っているかごがありますね。かごのデザインが可愛いこともあり、このようにして新聞紙も見せる収納にすると、室内がいっそう洗練されて見えるんです。

また、リビングで遊ぶときのおもちゃやゲーム用品は、細々したモノから定型サイズのモノまで色々あります。この天然羊毛で編んだかごなら、いろんな日用品をたっぷり入れても丈夫で軽く、また、持ちやすくモノを取り出しやすいので、子ども達が自主的に片づけしてくれるかもしれませんよ。

フタつきのカゴなら積み重ねができて、もち手つきなら移動も簡単。フタのないカゴには、お気に入りの布で目隠しすれば、ホコリよけにもなります。色が氾濫しやすいリビングでは、インテリアのまとまりがよく温もりのある空間に仕上がるでしょう。

蓋つきの大きな「かご」でスッキリ収納


(c)franzenresidence 出所元画像:(左: http://bit.ly/21dyWdf 右: http://bit.ly/21dwsLZ)

こちらはベビールームです。素敵なベビーベッドがお部屋の主役になっていますが、その脇には蓋つきの可愛らしい、大きなバスケット(かご)が見えますね。このバスケットには、ベビートイやおしりふき用のウェットシート、おむつなどを収納しているようです。

赤ちゃんのお世話にはいろんなモノが必要になりますが、そうしたベビー用品であふかえってしまいがちなお部屋をスッキリ整頓できるよう、こちらのご婦人がチョイスしたのは、蓋つきの大きなバスケット。

ベビールームにクローゼットやシェルフがなくても、大きなバスケットを使用することで、おむつなど、ゲストにあまり見せたくないモノをそのなかに隠してしまっておくことができるのです。また、「かご」自体がとてもオシャレなデザインならば、「美しくしまえる」、「見せる収納を実践できる」部分も、この収納テクの一番の魅力かと思います。

北欧の人々に学ぶ暮らしの知恵、今回は、北欧インテリアでよく見かける、「かご」を使った上手な収納テクについて、それぞれの部屋毎にレポートしました。

小さなお子さんがいらっしゃるお宅は、出し入れしやすい「かご」があれば、突然の来客があっても、おもちゃやベビー用品などごちゃつきがちなモノを、ササッと隠して収納できるので、大変重宝するはずです。

今回ご紹介したような、オシャレで使い勝手のいい「かご」たちを緊急の片づけ用に、また、モノの分類や仕分け用に、さまざまな種類の「かご」たちを多いに活用してみてくださいね。

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この記事を書いた人

“FinoMagazin”(フィノマガジン)主宰(編集長)

ハンガリー在住コラムニスト。 食品会社でワインインポーター業務に従事した後、都内の広告代理店に転職。コピーライター、ディレクターとして勤務。百貨店やデパート、航空会社、ベビー・ブランド等のクリエイティブ広告で、インテリア製品のコピーライティング、ディレクション等を数多く手がける。 2013年、夫の国ハンガリーに移住後も育児に奮闘しながら執筆業に邁進。日本の雑誌(出版社)でハンガリー紹介記事(取材・撮影・文)を担当。また、自身とハンガリー人クリエイターとで運営するブダペスト発ウェブメディア“FinoMagazin”でもインテリアを含めたライフスタイル全般コラムを連載。美容メディアにてビューティ・コラム連載、その他、企業のWEBサイトや企画書制作、日本のTV局、広告代理店、メーカーからの依頼でハンガリー現地ロケ・コーディネート等、多岐に渡る業務をこなしている。 自身主宰のハンガリー情報WEBメディア “フィノマガジン” http://www.finomagazin.com/

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