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失敗しない家具・インテリアの選び方(3)

ワークチェアの選び方(1) 座面の高さや奥行きを考えよう(2/3ページ)

桑田 唯桑田 唯

2016/02/08

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クッションは柔らかめと硬めどっちがいいの?

ワークチェアに試しに座るとき、クッションの硬さで座り心地を判断する方も多いのではないでしょうか。クッションの硬さも椅子によって異なり、硬めのものからふわふわのものまでさまざまです。

お店で座ったときは、なんとなく柔らかいクッションのほうが座り心地がいいように感じてしまうかもしれませんが、実はやや硬いクッションのほうがおすすめ。

柔らかいクッションだと座っているときに体が動いて安定せず、疲れてしまいやすくなるのです。また、クッションが沈み込むことで腰にも負担がかかります。

一方、硬めのクッションだと姿勢が安定するので疲れにくく、集中力も持続しやすいです。ただ、座面が硬すぎると逆に体圧が分散されず、お尻の一点に負担が集中してしまうこともあるので注意が必要です。できれば、少し長めに椅子に座ってみて、お尻や太ももの負担がどのようなものか、感じられるといいでしょう。

また、最近のワークチェアでは、硬さの異なるクッションを2層・3層にして組み合わせ、体圧の分散と姿勢の安定をうまく実現させているチェアもあります。その分、値段は高くなりますが、長い目で見るとずっと使っていけるチェアになるのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

インテリアコーディネーター

大学時代に建築を学び、雑貨バイヤーなどを経てインテリアコーディネーターの資格を取得。海外のインテリアや家具、その国ごとのライフスタイルや歴史に興味を持ち探求中。ワーキングホリデーでパリに滞在する。理想の住まいは、木や石などの自然な素材で作られた、秘密基地のような家。

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