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簡単なのに効果大! DIYで防犯対策(ドア周り、窓周り)(4/4ページ)

嶋崎都志子嶋崎都志子

2016/02/04

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窓用防犯フィルムはCPマークのあるものを

窓侵入の多くはクレセント錠近くのガラスを割って鍵を開けてしまう方法。狙われやすい1階の掃き出し窓やバルコニー沿いの窓には防犯フィルムを貼るのもおすすめです。

透明ガラス、型板ガラスなどのガラスの種類によって商品がわかれているので、まずは自宅の窓ガラスの確認を。UVカット効果のあるものや、ガラス飛散防止を兼ねている物もあります。

防犯フィルムは最近では100円ショップでも販売されているものの、やはり高価ではありますがCPマーク(*2)のついたものが推奨されています(A3サイズで¥4000〜)。

取り付け方は窓を水溶液(水+中性洗剤)で濡らして防犯フィルムの保護シートをすこしづつ剥がしながらプラスチックヘラで空気を外側へと押し出してゆっくりと貼っていきます。

予算によりますが、クレセント錠周りの部分貼りより、全面貼りのほうが防犯効果が高くなるといわれています。ただし、防犯フィルムは一度貼ってしまうと剥がしにくいので、賃貸物件の場合は貼る前に大家さんや不動産屋さんに退去時も残していいか相談してみるといいと思います。

こうした対策で100パーセント防犯できるという保証はありませんが、意識が高いという意思表示も立派な対策になります。時間がかからずできるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。

(*2)CPマーク=防犯性能の高い建物部品目録に掲載・公表された部品のみが使用を認められたマーク

 

 

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この記事を書いた人

DIYアドバイザー、インテリアコーディネーター

ハウスメーカーや内装会社などでの施工現場経験を活かし、雑誌、テレビのDIY監修やプチリフォームのアドバイスを行なっている。著書に「初めてでも自分でできる住まいの修繕とメンテナンス」(成美堂出版)など。

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