ウチコミ!タイムズ

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン

外装劣化診断士の資格取得難易度について(2/2ページ)

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

■外装劣化診断士は住宅のドクター

外装劣化診断士の試験では、建築にまつわる構造・材料といった基礎知識が問われる他、外壁や屋根の劣化状況の知識、雨漏り・漏水のリスクに関する知識、診断の実務、関連法規の知識が試されます。簡単には合格できる試験ではないことがわかりますね。

実際には、外壁や屋根などが劣化していれば、「劣化している」ことは素人にもわかるものです。しかし、どの程度劣化が進んでいるのか、どのような補修が必要なのかについては、容易に判断することができません。

その意味で、事前に状況を確認しない、ちょっと屋根を下から見ただけで診断をする、そんな業者には注意するべきです。医師免許のない人に診察してもらうようなもので、なかには凄腕の人もいるかもしれませんが、そのようなラッキーにどれだけ期待できるでしょうか。

対して外装劣化診断士は、きちんと訓練を受けたドクターのようなスペシャリストです。認定を受けたプロの目で住宅を診断し、適切な改修方法を提案してくれますので、リフォームなどの際は依頼相手を選ぶ基準の一つとすると良いでしょう。

空室対策サイト「ウチコミ!」の詳しい説明はこちら

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

この記事を書いた人

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。

ページのトップへ

ウチコミ!