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引越ししたら自分で害虫駆除してみよう!(2/3ページ)

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❷くん煙剤の商品の種類と特性

 

では「バルサン」シリーズを例として、くん煙剤の商品の種類と特性を説明しよう!

 

「バルサンプロEX」・・・蓋でこすると煙がでるタイプ

家の隅々まで行き渡り、かなり強力。耐熱容器なので容器を置いたまま使う。待ち時間は2・3時間、またはそれ以上。火災報警報器が反応する可能性大。製品には火災警報器の専用カバーが付いている。

 

 

「水ではじめるバルサンプロEX」・・・水を入れるだけで煙がでるバルサン

煙や匂いが少なく部屋を汚さない!だが強い噴出力で隅々まで届く。火災警報器が反応する可能性大。製品には火災警報器の専用カバー付いている。待ち時間は2・3時間、またはそれ以上。

 

 

「バルサンプロEXノンスモーク霧タイプ」

集合住宅でも気兼ねなく使えるのがノンスモーク霧タイプ。煙感知器・熱感知器の火災警報器に反応しない!(ガス警報器には反応する可能性あり)。嫌な臭いが気にならないハーブミントの香り。ボタンを押すだけではじめることができる。またお部屋を締め切る時間も短く、1時間またはそれ以上でOK。

 

✳︎火災警報器の見分け方はコチラの記事から!

 

※製品画像は2019年6月現在の情報です。(バルサン黒の強力タイプ・画像参照/バルサン公式ホームページ

 

ちなみにアース製薬のアースレッドシリーズも、「煙がでるタイプ」や、「臭いが少ない霧がでるタイプ」などがある。さらに「畳用」や「キッチンダイニング用」などの場所ごとに製品が異なるるなど、バリエーションが豊富なので選びやすい。詳しくはアース製薬のHPから。

 

害虫駆除をやるのに効果的なタイミングは?

新居で家具や荷物を搬入する前

大きな家具が設置されていると煙が行き渡りづらく、家具の隙間などにゴキブリが逃げてしまうことも。また電化製品や衣類がある場合は、煙がつかないようにビニールシートで覆う必要がある。

最初から家の中になにもない状態でバルサンをたくのが楽!新居の鍵をもらった日から、荷物の搬入までに焚いておくのが理想だ!

暗くなってからバルサンを使用する

ゴキブリは夜行性なので、暗くなってからの方が出てきやすい。夕方〜夜にバルサンを使用すると効果が大きいそうだ。バルサンの種類にもよるが一定の放置時間(2・3時間など)が必要のため、これからの季節は外で待てる涼しい時間に行うのもあり!

 

家具の搬入前にバルサンを焚けない場合・・・

遠くへ引越しする場合は、早めに新居へ移動することができないこともある。そんなときは荷物を新居に運び入れたあと、荷物の荷ほどきする前にバルサンを炊くとよい。家具や荷物は梱包している状態なので、煙から守るためにカバーをする必要がない!

 

 

次ページ ▶︎ | 害虫対策のくん煙剤を使用する際に注意すること

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